鈴木尚広のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近ちょっとミソをつけてしまったあの人の著書です。
別に他意もなく、巨人ファンでもないですが、何となく
「スペシャリスト」という点で注目してました。
たった一瞬の盗塁の為に6〜7時間も前から球場入り
して、それも含めて「ルーティン」をこなして試合に
臨む準備をする。
その意図やそれを支えるモチベーションは何なのかを
知りたくて読みました。
ルーティンは所作のようなものと鈴木氏は言います。
一連の決まった動作をなぞっていくうちに、知らず
知らずに目指す精神状態が出来上がっていくと言います。
だから頑張って作り出す必要はなく、集中力を高める
為の所作なんだそう。
カッコいいね。
女にだらし -
Posted by ブクログ
プロ野球における代走のスペシャリストである鈴木選手の本。「一走」における心構えや考え方が余すところなく述べられている。
「スペシャリスト」という言葉は数あれど、代走におけるスペシャリストは球界でもやはり珍しい。打者で言えば、打って、守って、走ってこそのレギュラーであり、控えは必然的に代打や守備固め、もしくはユーティリティプレーヤーのような何かに特化し勝ちに直結する選手がベンチに登録されやすい。
そんな中、鈴木選手は自分なりの考えを持ち、準備を入念に行い、出番に備え、結果を出し続けてきたからこそ、20年という長きにわたって1軍の舞台でやってこれたのだと思う。
今年は25年ぶりに広島カープに