【感想・ネタバレ】Be Ready~準備は自分を裏切らない~のレビュー

あらすじ

プロ野球生活20年――
「一走」に人生をかける「代走のスペシャリスト」の最大の武器にして唯一の答え

<弱いからこそ考える。弱いからこそ成長できる。>

……野球ファンのみならず、悩めるビジネスマン必読の書! 冒頭8ページに撮り下ろしカラー写真つき!

【内容紹介】
<100%の準備ができていれば「結果」を問わず自分を受け止めることができる>
・「軸」を意識すれば体は大きく、動きは美しく見える
・「自分と会話」することで「疲労」はコントロールできる
・「隙」はなぜ生まれるのか
・すべての行動には「根拠」がなければいけない
・「自分を許す」ことができれば柔軟性が生まれる
・何事もできるようになるまでやればいい
・「心のエコ」が結果を変える
・「不安要素がなくなった時」=「成長や進化が止まった時」
・絶対に、自分と他人を比較しない
・「緊張」を「消化」する方法

【目次】
第1章 7時間後の「一走」に備える
第2章「準備」を制する者が「本番」を制す
第3章 勝利を導く「思考」と「技術」
第4章「集中力」を最大限に高める方法
第5章「弱さ」が「自分の能力」を清める
第6章「唯一無二」の存在を目指す

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Posted by ブクログ

プロ野球における代走のスペシャリストである鈴木選手の本。「一走」における心構えや考え方が余すところなく述べられている。

「スペシャリスト」という言葉は数あれど、代走におけるスペシャリストは球界でもやはり珍しい。打者で言えば、打って、守って、走ってこそのレギュラーであり、控えは必然的に代打や守備固め、もしくはユーティリティプレーヤーのような何かに特化し勝ちに直結する選手がベンチに登録されやすい。

そんな中、鈴木選手は自分なりの考えを持ち、準備を入念に行い、出番に備え、結果を出し続けてきたからこそ、20年という長きにわたって1軍の舞台でやってこれたのだと思う。

今年は25年ぶりに広島カープに優勝がもたらされたが、鈴木選手にもまだまだ現役として、思う存分納得するまでグラウンドでアピールし、元気な姿を見せ続けてもらいたいものである。

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2016年09月11日

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