安廷苑のレビュー一覧

  • 細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯

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    ネタバレ

    映画『沈黙 サイレンス』を観てキリシタン弾圧の悲劇の人で有名な細川がラシャについて詳しく知りたくなり読みました。
    随分昔に三浦綾子さんの小説版「細川ガラシャ夫人」を読ん記憶があるけれど、ほとんど記憶無し。
    悲劇の人として取り上げられることの多いガラシャ夫人を夫・細川忠興との関係やイエズス会の実態など様々な史実を元に掘り下げられていてとても興味深かった。

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    2017年03月08日
  • 細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯

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    自殺か殉教かをめぐる点だけでなく、忠興の側室について、当時の婚姻問題、最終章の武士の価値観とガラシャの美談についてなどなど、知ってるようで知らなかった事がたくさん載ってて面白かった

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    2015年01月11日
  • 韓国とキリスト教 いかにして“国家的宗教”になりえたか

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    以前からなぜ韓国にクリスチャンが多いのか、それも近代以降になぜ急激に増えたのか不思議に思っていたが、これを読んで腑に落ちた。

    やはり近代以降の大きな戦争(第一次、第二次世界大戦、朝鮮戦争)が大きな影響を及ぼしているようだ。生死を分けるような極限状態の中で人々は信仰に拠り所を求めるしかなかったのだろう。

    また抗日運動家の多くがクリスチャンであったこと、その中から多くの政治家が排出され、大統領の多くがクリスチャンであったことからキリスト教が政府の庇護も受けていたことも大きい。

    神学的特徴として現世利益が挙げられるようだが、この事自体は私は必ずしも悪いことだとは思わない。生きた信仰に繋がってい

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    2023年06月04日
  • 韓国とキリスト教 いかにして“国家的宗教”になりえたか

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    筆者らが言うとおりその存在感のわりには類書が少ないジャンルなので大変ためになった
    丹念に調査なされていて頭が下がるが、まだ全体的に網羅されてない内容もありそうなので、続編を期待したいところです

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    2014年05月30日
  • 韓国とキリスト教 いかにして“国家的宗教”になりえたか

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    「韓国はキリスト教徒が多い」程度の認識しか持っていなかった自分にとっては非常にありがたい一冊。
    現状とその問題だけを知るならばさらっと第1章と第5章だけ読んでもいいのではないか。

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    2013年03月02日
  • 韓国とキリスト教 いかにして“国家的宗教”になりえたか

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    ネタバレ

    【87冊目】韓国のキリスト教徒は、プロテスタントとカトリック合わせて全人口の29.2%もいるらしい。日本では1%前後だからかなり多いことが分かる。

    韓国教会の主な特徴は、大型教会主義と個別教会主義、社会問題への関心の低さといったものが挙げられていた。なるほど。

    昔から、なぜ統一教会が韓国発で、しかも日本やアメリカで問題になったのかよく分からなかったけど、この本読んでかなりクリアになった。

    それから、同じ東北アジアにありながら、なぜ日本では浸透しているとは言い難いキリスト教が韓国に馴染んだのかも歴史的に整理されていて、大変読みやすかった。この点、詳述されていない問題として、祖先崇拝が韓国キ

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    2012年12月02日
  • 韓国とキリスト教 いかにして“国家的宗教”になりえたか

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    表題通り、韓国(朝鮮)とキリスト教の関わりを
    歴史的に振り返りつつ民族性や現代の問題等について解説した本。
    ページ数こそ少ないがよくまとめられており分かりやすい。
    日清日露戦争を経て勢力を広げたキリスト教が
    日本の植民地時代に社会的支柱となり、独立後には
    アメリカの影響のもと信者を増やしてゆく流れには成程と感じた。

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    2012年10月06日
  • 韓国とキリスト教 いかにして“国家的宗教”になりえたか

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    韓国のキリスト教についての歴史、現時点での問題点などをさまざまな著作から引用して、入門書としてまとめた新書らしい本。

    内容としては、現在の韓国におけるキリスト教、キリスト教の歴史、受容の要因、現代の問題と展望にわかれている。

    良い意味でも悪い意味でも入門書という位置づけであった。日本との比較的に見てみたい人は読んでみてもよいのではないだろうか。

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    2012年08月12日
  • 細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯

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    ガラシャ自身に関する内容は正直いえばそれほど深いものではないものの、当時の布教活動に関する記述はいくつか興味深い内容がある
    読みやすい内容であるのでお勧めです

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    2014年05月23日
  • 韓国とキリスト教 いかにして“国家的宗教”になりえたか

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    韓国でのカトリック、プロテスタントの歴史。識字や民主化運動や韓国での教会の役割は、また日本とは別。北朝鮮での展開も触れてあり、金日成とキリスト教の関わり(母親方が信者だったという話)も少しばかり書いてある。
    著者の二人は、厳密は門外漢らしい。キリスト教と韓国について書かれた資料は潤沢にはなかったとのこと。だからといって、呉善花あたりの著作から引っ張ってくるのはどうかしら。

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    2012年08月02日