セス・グレアム=スミスのレビュー一覧

  • ホラー映画で殺されない方法
    最初にこの本を見た時から絶対に読もうと思ってたけれど、本のページをめくり『ウェス・クレイヴンからの謝罪』での"幾多の人びとの人生をこの手で断ち切ってしまったこと"(p8,5行目)という文で殺人鬼の手記と間違えてしまったかと思いました。ホラー映画はゾンビしか見ないのですが、(ゾンビもホラー映画と言って...続きを読む
  • ホラー映画で殺されない方法
    "ホラー映画が大好きで、小説を書いたり、ホラー映画のプロデューサーを勤めたりしている著者が「ホラー映画で殺されない方法」を教えてくれる。
    ユニークな語りで、ホラー映画ってこんなシチュエーションでこういう人が必ず死ぬよね的なことが学べる。
    映画好きな仲間同士が集まって語り合うような内容だ。ドリームキャ...続きを読む
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
    リンカーン大統領の生涯にフォーカスしてアメリカという国の歴史に吸血鬼というフィクションを混ぜたらとんでもない怪作できました。映画とは違うラストがちゃんとこの話を現在のアメリカにリンクさせていてそういう意味でも素晴らしいアメリカ合衆国裏歴史本。リンカーンの伝記や彼の生きていた時代のアメリカのことなどを...続きを読む
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
    表紙のイラストがTHORES柴本さんで気になったという経緯。吸血鬼物ということで読んでみたら吸血鬼よりもリンカーンの人生が分かる本でした。後はここからWikipediaを読んで吸血鬼成分を抜けば普通に南北戦争含めて歴史の知識になるような内容。文庫本にしては少し厚くいつも使っている文庫カバーだとギリギ...続きを読む
  • ホラー映画で殺されない方法
    もしホラー映画の登場人物だった場合に最後まで生き残るハウツー本
    典型的な死亡フラグとその回避方法など

    以下、公式のあらすじを読めば大体のテイストは味わえると思う

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    死にたくなければ、これを読め!

    ベストセラー『高慢と偏見とゾンビ』『ヴァンパイアハンター・リンカ...続きを読む
  • ホラー映画で殺されない方法
    ホラー映画あるあるがぎゅっと凝縮されている一冊でした。
    私たちがホラー映画の世界にもし入り込んでしまったら…この本無しには生き残れないでしょう(笑)←実際その設定で進んでいきます
    その道のプロの本気のおふざけ、お紅茶と共にというよりはビール片手にゲラゲラ笑いながら読むとさらに楽しめると思います。
  • ホラー映画で殺されない方法
    めちゃくちゃ真面目に書かれています。
    きちんと、その状況に至るのに正解であろう背景の解説から、キャラクターにおける役割、事象における対処方法までがしっかりと書いてありました。

    素晴らしかったのは、フィクションにジャンル分けされるものだけでなく、サイコな殺人犯(つまりは実在する人間)も扱っていたこと...続きを読む
  • ホラー映画で殺されない方法
    もしも、あなたがホラー映画の世界に閉じ込められて、殺人者、悪霊、宇宙人等々が登場するようなシチュエーションを陥ったら何をするべきか?を書いた実用的(?)サバイバル・ガイドです。エピローグにステップアップのための教材として作者オススメのホラー映画とコメントそして、作らなくても良かったホラー映画5選と作...続きを読む
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
     リンカーンの真実は吸血鬼との闘いにあった!
     キワモノっぽいタイトルとジャケ絵から想像される内容を遥かに凌駕する傑作であります。
     史実をもとに妄想を織り込んでいく手法は、まるで山田風太郎をはじめとする我が国の伝奇小説を想起させます。
     所々バカっぽくても、リアリティがあるんですよ。しかも陰惨な。...続きを読む
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
    リンカーンがヴァンパイアハンターだった!というお話。少年時代から南北戦争、暗殺までの歴史に吸血鬼の存在を絡めて話が進んでいくのですが、もう少しこの辺の歴史に詳しかったらもっと楽しめたかなーと思います。しかし日記からの引用といった体裁をとっている所為か、書体がころころ変わっててびみょーに読みづらかった...続きを読む
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
    長く、存在がほのめかされていた、リンカーンの秘密の日記。そこには、幼少の頃に母親を吸血鬼に殺され、その復讐と、人々を邪悪な使徒から守るため、ヴァンパイアハンターとなり、やがて大統領まで上り詰め、奴隷解放を推し進めた一人の男の生き様が、描かれていた…。秘めたもう一つのアメリカ史。
    前作品の「高慢と偏見...続きを読む
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
    わははー
    導入部が謎な感じに混ざってない。
    有名な大統領たるリンカーンがグッサグッサ斧で殺人(殺吸血鬼)をするのはちょっと衝撃。躊躇や罪悪感まるでなし。

    ヘンリーとリンカーンの行間を読む……。
  • ホラー映画で殺されない方法
    ホラー映画のあらゆるシュチュエーションをユーモアたっぷりに解説
    総論、殺人鬼、ゾンビ、エイリアン、悪魔と項目別に解説
    最後のフィルムリストもいい
  • ホラー映画で殺されない方法
    ホラー映画の7つの大罪
    疑心、マッチョ、孤立、不細工、好奇心、無責任、カーセックス

    ブラックジョークをふんだんに詰め込んだホラー映画あるある本。生き残るためには情けを捨てることが大切らしい。
    面白かった。
  • ホラー映画で殺されない方法
    タイトル通り。そもそもサマーキャンプに行くなってね。「映画」の中なので、単純に逃げるだけじゃなく、映画らしくない行動起こせばカットされるとかホラーじゃなくなるとかの視点が面白かった。『高慢と偏見とゾンビ』の著者!
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
    ラストシーンはキング牧師の演説シーンで〆だが、オバマ大統領の演説シーンでもよかったかなと思う。史実改変ファンタジーとして面白いけどB級ネタ枠ではある。
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
    映画「リンカーン〜秘密の書〜」の原作。映画化の話は知らずに設定に食指が動いて出版後すぐに読んで、レビュー書いてなかったなと。
    リンカーンが書き残した日記という形で進むストーリー。リンカーンが本当に戦っていた相手は吸血鬼だったという奇想天外な設定なのだけれど、まるで本当にこういう日記が残ってるんじゃな...続きを読む
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
    「高慢と偏見とゾンビ」が「もしも高慢と偏見の世界にゾンビが溢れていたら」だったのに対して
    こちらは「もしもリンカーンがヴァンパイアハンターだったら」という話。
    淡々としているのだけど読むのにちょっと疲れてしまうのは
    主人公が話が進むにつれ報われるよりも消耗していく一方だからかも。
    あと、最初の「セス...続きを読む