奥村優子(IKIF+)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても、おもしろい。
しかし、よく考えてみれば、ここで紹介されている科学的検証の結論は、通説通りや、当たり前のものが、ほとんどだと思う。
例えば、「映像で学ぶよりも、目の前の大人から学ぶほうが身につく」なんて、誰だって直感的に分かることだ。
そりゃそうだ。
人間は、太古の昔から、子育てをしてきたのだから、積み重ねられてきた直感的な経験知が、おおむね正しいのだ。
ホモ・サピエンスは、動物としては、ほとんど進化しておらず、生活環境やメディア環境だけを自らの手で、大幅に変化させた。
新しい環境のなかで、いかに子育てするべきか?悩むわけだが、別に、「現代っ子」は、新しい動物ではないのだ。
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Posted by ブクログ
・赤ちゃんが効率よく知識を習得するには、アイコンタクトや乳幼児向けの話し方といった社会的手がかりが重要。
・2歳以下の赤ちゃんは、自分のお菓子を分け与えることに、自分がお菓子をもらう以上の喜びを感じる。
・赤ちゃんに話しかける時は、赤ちゃん言葉でも成人語でも構わない。ただし、両方を併用すると混乱し、学習が進まない可能性がある。
・疑問文で話すと語彙が増える。(「靴下を履きなさい」ではなく「どの色の靴下がいい?」「なんでその靴下がいいの?」と、「なぜ」「どうして」を使う)
子育てしてる人が読むと、面白いと思う。
赤ちゃんって、すごい能力をたくさんもってるなぁ。 -
Posted by ブクログ
赤ちゃんはすごい。
ちょっとした、本当にちょっとした事実から、学んでいく。AIにクソのように大量のデータをぶち込んでやっとできるようなことを楽々と超えていく。しかも、基本的に「道徳」を理解している。というか、人間にそもそも備わっているのが「道徳」かと思わせる。
そりゃあ、イデが自分の存在をパイパールウとメシアに預けたのも理解できる。
この本は、薄いながら科学的な実験、観察とその報告という体になっていて、毎度思うのだが、本当かなあと。
勿論、統計的に有意な結論だとは思うのだが、あらゆる意味での誤謬が、本当に排除されているのかと眉に唾つける癖が身についてきたのは、悲しいながらも嬉しかったりする -
Posted by ブクログ
赤ちゃんの学びに関する発達心理学関係の研究の紹介本。
あくまで発達心理学の研究紹介なので、紹介される研究のほとんどは行動観察等の実験結果であり、統計的に有意な差がある傾向が明らかにされているものの、赤ちゃんの脳のメカニズム等についての直接的な言及はない。特に後半は著者自身の研究紹介の側面が強く、タイトルから期待される内容とは少しずれている部分があったと感じた。
ただ、目新しい知見が多いというわけではないが、子育てにおける経験則が条件を統制した実験でも確かめられているということを、道徳・言語などのテーマ別に概観できたという意味では有益な本だった。