カラスヤサトシのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
30歳目前で大阪から、漫画家目指して上京したという
のんきそうでいながら骨のある漫画家の上京物語。
しみじみとしたおかしみと哀しみがあって、
いろんな感情を思い出させるようなエッセイ漫画だった。
書き下ろしの東京の風景も、つぼをつかれる感じ。
同郷のNさんとのストーリーの中途半端さもリアルで、それが切なさを増しました。
お花を送った編集者は、
電話で「これから忙しくなりますよ」と言った編集者は、
『カラスヤサトシ』では悪く描かれてるT田さんなのかな…
だとしたら、無神経なことを言われても、
耐えられる理由がわかった気がする。
『カラスヤサトシ』では明るくてテキトーなお母さんとお姉さんだから、
こちらでのしんみりした感じがなんだかよけいにぐっときた。
『カラスヤサトシ』を先に読んでると、よりいいかもしれない。
前のレビュアーさんが「傑作になり得た」と書いてたけど、
確かにそうだなと思います。
この1冊で家族のキャラなどがわかったらよかったのかも。
決してお涙ちょうだいにはしたくなかったのだとは思いますが。
隠しきれない暗さに腹をくくったのが、途中からだったのでしょうね。
この夏、映画化されたそうです。ちょっと観たいかも。