マイケル ロボサムのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
感想は上下あわせてのものです。
スケート選手として将来を期待されていた少女が殺された事件。臨床心理士である主人公が嘘を見抜くことができる少女イーヴィとともに事件を追う・・・そんな感じの話と聞いて読んだんですが、思ってたのとなんか違うな。事件をそのものはそれなりに興味深かったんですがイーヴィがらみの話がどれも中途半端な感じ。過去もなんかこうすっきりしないし、嘘を見抜くという話もそれほど生かされることもなく。これからシリーズになるからそのあたりは段々と・・・ということなんでしょうか?そういうつもりで読んではいないので消化不良な読後感は否めないです。
あと読み終わってみると日本語版タイトルよりも原題 -
Posted by ブクログ
ネタバレ――
真実ではない。それだけ。
けれど真実が常に自分の手の中にあるなんて
そんな恐ろしい人生を送ってきたのかい? 君は。
軽い気持ちで読み進めてたら思った以上にはまった。
ひとつのセンセーショナルな殺人事件を軸に、臨床心理士サイラス・ヘイヴンと、養護施設で暮らす“嘘を見抜ける少女”イーヴィ・コーマックの視点から犯罪を描くのだけれど、主要なテーマはどちらかというとこのふたりの不器用な? うーん、言葉選びが難しいけれど不具合な? 関係の生成の過程にある。というか事件よりそっちに夢中。
主題の殺人事件よりももっとセンセーショナルな過去を抱えるティーンエージャーであるイーヴィ -
Posted by ブクログ
あらすじに惹かれて手に取った一冊。
物語の全容が見え出す中盤までは貪る様に読み進めて、
なんとなーく「あぁ…」と気付いてからも一気読み。
正直に言えば、色々な名作をキメラにしたような感もあり。
(頼りになる黒人囚人の親友と、冤罪でありながら希望を失わず刑に服する聡明な白人て『ショーシャンク~』っぽさがどうも…)後半のドンパチもハリウッド好みなんじゃないだろうかとかとか。
それでいて、筆致には淀みが無く引き込まれるのは、単に著者の力量なんでしょう。邦訳の越前さん(『解錠師』!)のザクザクした感じもとても良かったです。
シリーズ物を手掛けてきたそうで、それも主人公から脇役へ主役が移行するパターン -
購入済み
時間の無駄
しょうもない細かななが~い描写が多すぎる。
そういった箇所はほとんど読み飛ばしたがストーリーの理解には問題なかった(笑) 読んだら時間の無駄ですよ。データの無駄使い。