山下泰裕のレビュー一覧

  • 柔の道 斉藤仁さんのこと
    普通に感動してしまった。
    覚えてるなあ、ソウル五輪の前の日本選手権。
    その時にこの人に感じたまま、そのままに、
    いや、それ以上に、魅力的な人でした。
    それを上手く伝えている本だと思います。
  • 柔の道 斉藤仁さんのこと
    山下泰裕さん、鈴木桂治さん、井上康生さんなどから見た斉藤仁さんについて書かれています。大きな身体からは想像出来ない身体の柔らかさと運動神経、繊細な心遣いが出来る方、面倒見の良い人でした。柔道に対しては鬼のように怖い面と誰からも愛される子供のような面がある人。多くの人に影響を与えて、これからも、周りの...続きを読む
  • 背負い続ける力
    この本を読むまで、「柔道の強い山下選手」以上の事は知らなかった。
    しかし、本を読むと山下さんの抽象度の高さに脱帽する箇所が多々あり、すごい人格者であることを知った。
    ほろっとするような感動も伝わり、社会のリーダーとして生きる山下さんの考え方に惚れました。
  • 背負い続ける力
    子供の頃、柔道といえば、無敵の山下さんでした。203連勝。外国人に無敗。モスクワ五輪に出られなかった事件は特に印象的でした。

    本書を読むと、特に氏の人間の大きさを感じます。タイトルは、まさに目の前の課題に逃げずに立ち向かってきた氏の生きざまを現しています。

    一般的に、体育会系の人への評価は、昔よ...続きを読む
  • 背負い続ける力
    現役の柔道選手としての山下氏の偉大な業績は有名ではありますが、現役引退後の活動については、あまり語られることは当然に少ないです。

    本書では山下氏が引退後も柔道で学んだ柔道の道を進んでいくのが語られています。

    人生において生涯、先生と呼ぶ師がいるのは、素晴らしいと思います。はたして自分にもいるだろ...続きを読む
  • 背負い続ける力
    「史上最強の柔道家」による人生論、という帯の通り、山下さんのずばりの人生論。
    柔道のリアルな現場レベルの話がやや少なくて、残念。
    ロス五輪の、あのエジプトのラシュワンとの決勝(山下が痛めた足を攻撃してこない)場面は当時を思い出して感動した。

    井上康生がパラリンピックの選手たちが道具の支援を何も受け...続きを読む