SandiMetzのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『オブジェクト指向設計実践ガイド』
ソフトウェア・アーキテクトとして30年以上の経験を持つSandi Mets 氏の著書です。
「オブジェクト指向」って、プログラミングの世界では普通に使われている言葉なんですが、プログラミング初心者の私には全然その姿が見えませんでした。
学生時代に勉強したプログラミング言語のBasic、FORTRANは手続き型言語でしたし、趣味でいじっていたEXCELマクロのVBAも小さいものばかりだったので必要としませんでした。
今回、RubyやRuby on Railsを真剣に取り組み始めて、他人のコードを見て???となるばかり。
そこで評判も良く、Rubyを使っ -
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Posted by ブクログ
良書。
変更に対して柔軟であるために、設計が必要である。
なるほど。
若干抽象的な箇所はあるが、終始コンセプトを貫いていてメッセージ性がある。
どのオブジェクト指向の本でもだいたい語られるキーワードであるインターフェース、継承、コンポジション。ひとつひとつは決して難しい内容ではない。ただ、「設計の良し悪し」という観点で語られることはあまりなく、正直それほど意識しなくてもアプリケーションは作れてしまう。
本書を読むと、これらのオブジェクト指向的なテクニックを適切に使うのとそうでないのでは、変更に強い設計という点で雲泥の差が出るというのがよく理解できる。テクニックの「使いどころ」について非常