デヴィッド・ビアンキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本は学校の指定読書にして学ぶべき。関美和氏の翻訳もあって非常に読みやすい文章で、各章の短さもちょうど良い。これまでは金融についてなんとなく分かったつもりで大人ぶっていたが、本書を読んで自分がどれほど無知だったか思い知った。
以下、本書より抜粋。
<企業分析>
プロの運用者が銘柄選びの際に考えていることのほんの一部。
1.株価
たとえば過去1年間の株価にくらべて、今の値段は高いか安いか。
2.株価収益率(PER)
ダウ平均のPERと比較。10〜15倍ならかなり割安、50倍は割高すぎる。ちきんとした理由がないと買うべきではない。15倍より上なら、なぜみんなその株にこれほど高い値段を払っているのか考えたほうがいい。
3.過去の業績
何年間利益を出し続けているか、利益が毎年増え続けているか。
4.市場シェア
その会社の市場シェアは伸びているか?
5.その会社の商品の市場全体
その会社の商品やサービスの市場は大きくなっているか、小さくなっているか。
6.新しいテクノロジー
その会社の魅力を奪うような(商品に取って代わるような)新しいテクノロジーはあるか?
7.マクロ経済の影響
いま世界で起きていることはその会社に有利か不利か?戦争は始まるか、石油の供給はストップするか?その会社は気候変動の影響を受けるか?
8.清算価値
その会社に予期せぬ問題が起きて、資産を売却することになったら、どれぐらいの価値になるか?
9.経営陣
これが一番大切なポイント。CEOやその他の経営陣はどのくらい有能か?自分のやっていることをきちんとわかっているか?これまでいい業績を残しているか?業界で起きていることをいつも察知しているか?この会社のことを本当に気にかけているか?
10.買収の標的になるか?
別の会社がその会社に買収を仕掛けると、その会社の株価は急に上がる。
11.知的財産
その会社には重要な特許や商標があるか?
12.配当があるか
もし配当を目的の1つとするなら、その会社は長期間安定して配当を支払っているか? -
Posted by ブクログ
2022年4月より高校の家庭科の授業において「お金の勉強」という分野が追加されたが、それよりも前からお金の重要性についてわかりやすくかつ面白く纏めた本が出版されていた。それがこの本である。
内容はそもそもお金とは何なのか、お金の使い方、お金についての基礎知識が網羅され、そこからレバレッジや税金などの身の回りで起きているお金の用語は一体を意味するのかなどがわかりやすい語り口とポップなイラストで表現されていて読んでいても苦痛にならずに読むことが出来ました。
この本の中で書かれている、お金との付き合い方はたった一つ『収入の範囲内でやりくりすること』とである。具体的にどんな方法で、どんな稼ぎ方をすれば資金を増やすことが出来るのかは全く書いておらず、それよりも子供でもわかるような事をはっきりと書くことで伝わりやすく心に残るような言葉を書いていて本当に13歳からでもわかるような『教科書』のような本なのだと思いました。今社会人になったばかりの人やお金の勉強の話を通ってこなかった学生に是非この本を読んで欲しいです。 -
Posted by ブクログ
お金について勉強するための入門書としてはかなり読みやすかった。
お金に働いてもらう、余裕のある範囲で。
↑これが大原則。
1. スタンダード&プアーズ500(S&P500)
→これ聞いたことある。有名な企業500銘柄を集めた株式指標。他にもダウ平均とか、ラッセル2000とか。日本では日経平均やね。
2. インデックス・ファンド
→これも聞いたことある。たくさんの投資家から集めたお金で、特定の株式指標と同じ銘柄を買う。
3. バランス型ポートフォリオ
→株と債券の両方に投資すること。長い目で見ると、株の配当を再投資しつづけたほうが、債権を所有するよりも高いリターンを得られることが証明されている。
4. ウォーレン・バフェット
→オマハの賢人。バークシャー・ハサウェイ(投資会社。保険業なども)のCEO兼会長。彼も、債券よりも株式の方が長期的なリターンは高いと言っているらしい。