池田純のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スポーツビジネスの成功例として注目される横浜DeNAベイスターズの社長を、5年間務めた池田さんの著書。
スポーツビジネスの教科書になるよう、様々な切り口で提言がなされています。
実際にビジネスとして取り組まれてきた方なので、具体例も交えて全くの素人でも分かりやすく読めました。
自分も横浜市民ですが、明らかにここ数年でベイスターズのユニフォームを見かけたり、観戦の様子をSNSに投稿する人が増えているのを感じています。
様々なマーケティング施策の賜物なのだなと思いました。
非常に重要な観点だと思ったのは、地域に密着したスポーツタウン構想(ボールパーク構想)、
ストーリーを作って売る、歴史はお金で買えない、大学スポーツの可能性、といった部分です。
個人的に大学で勉強していた分野と共通するポイントもあり、かなり本質的なところを抑えてあるのではないかと思います。
池田さんも横浜出身とのことなので、そういった方が経営のトップとして良い流れを作ってくれたベイスターズは恵まれた球団なのではないでしょうか。
社長は変わりましたが、良い流れをこのまま続けていってほしいと横浜市民として期待しています。
東京オリンピック後に「レガシー(遺産)」となるものがいくつ作れるのか。
これからスポーツ界はしっかりと歩みを進めていかなければならないと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ改革が進み、スタッフも組織も成長してからは、マネジメントの方法も「できることはどんどん任せる」方向へと変えていった。
ただ、数はめっきり減ったとはいえ、ぼくがスタッフを強く戒めることがあったのは、前と同じことを何の工夫も変化もなしに続けようとしている時だった。
「昨年はこうだったので、今年も同じようにしました」と、踏襲型の仕事を肯定しようとするスタッフを否定するのがぼくの仕事のひとつだった。たしかにプロ野球は毎年シーズンを繰り返すパターンのビジネスであり、放っておいてもキャンプが、シーズンが、次の試合が、ルーティーンでやってくる。放っておいたら前年と同じことを繰り返すだけになることも多いけど、それでもプロ野球はなくならない。
前回の経験を生かすこと自体は間違いではないが、ものごとには常に進化させられる要素があるはずだ。人は変わることを恐れる生き物でもあるので、なかなかわかってもらえないことも多かったが、ぼくはしつこくこだわった。