福本千夏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
障がいをもつ当事者の言葉はやっぱり心に響く。この本は、著者の性格もあってか、軽やかな文章でくすくす笑いながら読めるが、ところどころに考えさせられる言葉がたくさん盛り込まれている。
私的に刺さったポイントを以下列挙。
暮らしを助けるために制度がある。なのに、いつの間にか制度のために暮らし合わせるようになる
障害者を神と崇める心理は、障害者を馬鹿にする心理と通じているのではないだろうか
親は子供に与えたがる
子供の成長、長いスパンで考えられなくなっている
早い段階で障害児健常児の古い分けをし、効率よく教育するのは違う。子供はいろいろな子供と交わって共に成長する。
就労支援と言う枠を使っ