首都圏鉄道路線研究会のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【沿線格差】
首都圏鉄道路線研究会
「格差」とタイトルにあるが、社会問題として取り上げるほど深刻な論調ではなく、鉄道マニア達が独自の指標で首都圏の路線にランキングしている本。自分の生活圏や近隣の様子を思い浮かべながら読むとなかなか面白かった。
本書では快速のある率、他路線との接続数、混雑度、運賃収入など8つの指標を元に総合的に19の路線を評価している。一位は京急本線、最下位は西武池袋線、私の住んでいる常磐線はビリから2番目だ。
「○○線あるある」というミニコラムも楽しい。常磐線中距離電車はかつて「酒とつまみの臭い電車」と言われていて、事実そうだった。20年くらい前だかに新型車両になってか -
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Posted by ブクログ
最近は格差をタイトルにした本が多い。ベストセラーとして「23区格差」は意外に重厚な考察だったが、この「駅格差」の本も売れてるそうなので手に取ってみた。
いろんな角度で首都圏の駅をランク付けしてその意味を簡単に説明している。便利で大きくて駅も駅前も華やかな所はどこだろうと気になる向きは読まれれば良いと思う。意外に評価が高いと思った駅としては北千住である。そのライバルは赤羽であり比較特集のページがあった。三軒茶屋や船橋周辺も評価が高いと感じた。三茶そんなに良いかなあ?タワーマンション林立の湾岸エリアはインフラ等が追いついていないという評価。次に引っ越す先を考えるとしたら何処が良いかなあと思考を巡ら -
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Posted by ブクログ
それにしても日本人は「ランキング」や「格差」が好きですね。わかってはいても、ついつい気になり読んでしまいました。
いろんな数値、データをもとにポイントを合計し、ランク付けされているのですが、読み手の興味をそそるための手段のひとつと思えば、「負け組」の路線だからといって悲観する内容ではありません。各路線のちょっとした雑学を知りたい方向けの本、という位置づけです。
気になったところは、他のレビュアーも書かれています通り、京急の場合、「ドア、閉まります」ではなく、基本は「ドアを閉めます」ですね。それと、京急は「発車メロディ」ではなく、「接近メロディ」です。 -
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Posted by ブクログ
首都圏の鉄道駅を比較しランク付けして、それぞれの駅の特徴について書かれた本。
前著の「沿線格差」で、格差に注目して鉄道について書かれていましたが、今回もテーマ別のランキング、ライバル駅どうしの比較などでした。
ファストフード店がない駅、利用者の少ない不思議な駅など。どうしてそうなのか書かれてあって「そういうことだったのかー」という発見が多々あります。
「対決!ライバル駅」のコーナーでいくつか紹介されてました。この中で北千住VS赤羽が個人的にツボです。昔住んでいたところがその間。(どちらかと言えば赤羽が近いかも)今じゃどっちの駅もきれいになりましたね~。 -
Posted by ブクログ
‹内容紹介より›
あるようでなかった「沿線」のランク付け!
「どのような場所に棲むか」その判断にも影響を与えるのが、最寄り駅のある鉄道沿線の利便性やイメージだ。首都圏から郊外へ向かう路線を中心に、皆気づいていながらあまり触れられてこなかった路線の格付けをあえて公開する。「住む年数を経るごとに沿線への愛着が増し、ほかの沿線に移る気はない」これも政界ではあるが、わが路線の実力をここは冷静に評価し、各沿線の個性を考えてみよう。
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JRと私鉄の首都圏19路線を沿線の地価や乗降者数、遅延率などで数値化した分析もあり、また沿線がどのようにしてここまで発展してきたのかも記述。
主なターミナル駅や近年 -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 首都圏の主要路線の通信簿
第2章 テーマ別沿線ランキング
第3章 沿線イメージのウソと真実
第4章 同一沿線でも無視できない「駅力格差」
<内容>
様々なデータを駆使して、首都圏のJR,私鉄の状況御レポートし、「沿線格差」を明らかにしたもの。意外と面白かった。ただ、「鉄オタ」が書いただろう文章は一部濃すぎたけど…。主要鉄道で京急が一番なのは笑った。遅延証明発行率が10%とあるが、最近は結構「混雑遅延」が発生している気がする。また「ドア閉まります」がスピードアップのため「ダァシャーリマス」には笑った(そんな放送してるかな?)。また、京急沿線の人々の「京急愛」がとても熱