あらすじ
現代において最も「拠点力」がある「駅」という場所。
「住みたい駅」ランキングに見るように、賑わいがある駅かどうか、住むうえで利便性が高い駅かどうかは多くの人の関心事となっている。
住みやすさでみた駅格差、ライバル駅対決、賃料水準でみた駅力比較、コスパに優れた最新穴場駅など、駅を多角度から考察。
また、「駅前横丁指数ベスト5駅」「駅前がスーパーな見本市な駅」「駅そば名店がある駅」「建築遺産と呼べる駅」「利用者の少ない不思議な駅」「人身事故の多い駅」など、テーマ別ランキングも充実。
あなたが通勤で使う駅、よく降りる駅は、現在どのようなポジションにあるのか、意外な一面を解き明かす!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いずれ情報は古くなっていってしまうのだろうけれども、
駅に対して、これ程までに多角的に分析を加えるのも面白い。
“格差”という表現はちょっと相応しくないようにも思うが、
相違点というか、特色を焙り出すことに成功している。
なお、“首都圏鉄道路線研究会”の名の通り、“近畿圏”や“中部圏”など、
ほかの都市圏に関する言及はまったくと言っていいぐらいなされていない。
Posted by ブクログ
最近は格差をタイトルにした本が多い。ベストセラーとして「23区格差」は意外に重厚な考察だったが、この「駅格差」の本も売れてるそうなので手に取ってみた。
いろんな角度で首都圏の駅をランク付けしてその意味を簡単に説明している。便利で大きくて駅も駅前も華やかな所はどこだろうと気になる向きは読まれれば良いと思う。意外に評価が高いと思った駅としては北千住である。そのライバルは赤羽であり比較特集のページがあった。三軒茶屋や船橋周辺も評価が高いと感じた。三茶そんなに良いかなあ?タワーマンション林立の湾岸エリアはインフラ等が追いついていないという評価。次に引っ越す先を考えるとしたら何処が良いかなあと思考を巡らせながら読んでみた。吉祥寺は一頃程の人気は薄れつつある様だけどどんな素敵な町なのかなあ。色々思う所はあるが、参考にしつつも自分の目で確かめなきゃと思った。
Posted by ブクログ
東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏鉄道駅を乗降人数、トイレの利便性、駅前横丁指数、駅そばの名店などでランク付け。所沢と川越、下北沢と三軒茶屋の駅比較など。
住む人の嗜好や年収、家族構成などもあると思うけど楽しく読めました。駅そばや、横丁であがったお店は行ってみたいと思いました。
住む人の顔がそのまま駅の特徴になっているんだなと実感。高層マンションの様なバベルの塔ではなくひとの温かみがある横丁の様な街がそのままあれば、もう少し住みやすくなるのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
ベスト10
方式で、とっかかりがあり、面白い。
上野〜北千住沿線在住なので…。
対決ライバル駅
北千住v赤羽なのかぁ…。
中野vs浅草⁉︎
首都圏がわかります。駅から。
Posted by ブクログ
この前読んだ「沿線格差」の続編。今度は駅に注目したランキング。
小ネタレベルでは面白いけど、駅レベルまでブレイクダウンしちゃうと、知らないところは興味がもてなかったり。
城南エリアの住民としては、大井町と蒲田のライバル対決が気になってみたり、大宮と浦和の対決要素にサッカーチームが入っているけど、埼スタ最寄は浦和美園って別の駅じゃねえかとつっこんでみたくなったり。
Posted by ブクログ
首都圏の鉄道駅を比較しランク付けして、それぞれの駅の特徴について書かれた本。
前著の「沿線格差」で、格差に注目して鉄道について書かれていましたが、今回もテーマ別のランキング、ライバル駅どうしの比較などでした。
ファストフード店がない駅、利用者の少ない不思議な駅など。どうしてそうなのか書かれてあって「そういうことだったのかー」という発見が多々あります。
「対決!ライバル駅」のコーナーでいくつか紹介されてました。この中で北千住VS赤羽が個人的にツボです。昔住んでいたところがその間。(どちらかと言えば赤羽が近いかも)今じゃどっちの駅もきれいになりましたね~。