麻枝准(Key/ビジュアルアーツ)のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
主人公の髪色が・・・
アニメCharlotte、第1話から炸裂した主人公のゲスっぷりに、一気に作品に惹き込まれました。
ただ、物語後半から一気に状況が二転三転して、最終的には、何だかまとまりがない作品だったなぁという印象に終わったのを覚えています。兄周辺のサブキャラに愛着が湧かないし。
この漫画は、そんなアニメ原作の良い点を伸ばし、悪い点を多少修正したものになっていると思います。
なにより、作画が上手いので、イラスト集感覚で何度も読み返したくなります。
不満点もあります。
ひとつは、やはりアニメでも気になっていた「場面転換の多さ・唐突さ」。
学校からプールへ、地下へ、工場廃墟へ、病院へ…情報量の少ない10ページ程度で次々と場面が変わるので、ストーリーやキャラクターのやり取りに没頭しにくいです。
もうひとつは、主人公の髪色です。
1巻~3巻あたりまでは、主人公の髪色はグラデーションのついたグレー調、背景に馴染んで見やすいものでした。
それが徐々に黒ベタ一色に変化していて、最終巻に至っては…かなり見づらいです。
悪い意味で、さっさとページをめくりたくなる。もったいないです。
世界中を飛び回る場面はあれくらいの長さと勢いでちょうどいいと思いました。
Epilogue最高すぎでは? -
購入済み
昔見てた
アニメ放送当時楽しみに見ていた作品。いつ見ても初期主人公はゲス野郎ですが、念写の能力者同様、背景を知っているとああなってしまった原因を考えると暗い気持ちになります。
最終巻がアニメにない要素があると聞いたのでそれも楽しみにしつつ、思い出に浸ろうと思います。 -
Posted by ブクログ
著者、麻枝氏の思ってきたこと、思っていることを登場人物を通して読者に伝えたかったのかなと。氏の作品は有名ブランドのゲームやアニメの脚本家から音楽家まで幅広く担当されて来られていますが、どの作品を見ても麻枝氏の色は出ていると大体の人がわかるくらいに濃いキャラクターが出てきますね。彼ら彼女らの言葉はあくまでやりとりにすぎなかったわけですが、多かれ少なかれキャラクターを通して作者自身が伝えたかったことはあると思います。ですが、一人でやっているわけじゃなかった彼は、それなりに他人に見えない部分で闇を背負って生きてきたことでしょう。今回の登場人物はほぼ2人なのですが、そのうちのヒロインであり麻枝氏の投影的な人物「十郎丸」が居ますが、氏は彼女に今まで思っていた本当のことを全部曝け出してくれ!と代弁させたのではないかと思います。麻枝准という一人の人間を知るには、ひっそりとした場所にはなりますが。この一冊の本の中に、それは詰まっています。
元々生きづらさを感じておられる人だとは伝わって来ていましたが、これで本当に納得ができました。
P.S 個人的には入院していた時の日記が切なく、よくこの世界に戻ってきてくれてよかったと思っております。過酷な世界で、いつだって残酷ですが、どうかご自愛ください。