大学で学ぶ「法哲学」の教科書の一つ。
法哲学は、法の根幹を問う学問であるがゆえに、面白い部分もたくさんあるのですが、似て非なる概念や高度な概念、目新しい概念がたくさんあるため、一読ですべてを理解するのは、なかなか難しいです。
ときには、屁理屈としか思えないような主張や議論についていく必要があり、ちょ
...続きを読むっとしんどい(面倒くさい)部分もあります。
ただ、法哲学を学ぶことは、法や政治、社会に対する新たな視点を獲得する上で、とても役立つと思いました。
また、個人的には、生命科学に関する知識をある程度持っていると、法哲学の学びは、より深い(味わい深い)ものになると感じました。