川端由美のレビュー一覧
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エクセレント!自動車産業の戦略論でありながら日本経済の再生論として出色!世界がデジタル・環境課題対応へ向かう中、日本はガラパゴス、失われた30年が続く ガソリン車販売の停止」は亡国へ
1.自動車の大変革期 ドイツは2010年から長期戦略プロジェクト
日本は長期戦略が出来ない 政治も官僚も短視眼・対症療法
2.付加価値はHardからSoftへ
EVでモジュール組立産業へ
垂直統合型産業の終わり
3.ノキアの教訓☆(128) 大ショックの話だが最も納得
ガラケー→スマートフォン
Hardから「アプリ」Softへ付加価値が移った
Apple・GoogleはOSを支配
4.どこで勝負す -
Posted by ブクログ
全て形あるものは、IoTにおける、
Tになる。それは、自動車も例外ではない。
私自身注目してきた、ドイツの
ZFという会社は、ドイツ語で歯車工場
という意味だと知った。
歯車工場が、アメリカの電気系に強い
メーカーを買ってからの躍進は、
やはり、これからも注目したい。
上のZFもそうだが、自動車しか作れない
自動車メーカーよりも、自動車パーツも作れる
パーツメーカーの動きは面白い。
ボッシュは、多面的な製品群を活かして、
ソフトウェア技術でつなぎ、スマートシティを
狙うようだ。
技術を誇るのではなく、世界観を
提示する。これがこの先、製造業に
必要なこと。 -
Posted by ブクログ
caseについて書かれた最新の本。
アメリカ、中国、ドイツの会社たちがどのようにコネクテッド、オートメーション、シェアリング、ソフトウェア、エレクトロニックに立ち向かっているかが書かれている。
これを見るとドイツとアメリカ(テスラ筆頭)がリードをしているように感じる。日本は対して、エンジン志向が強くそれぞれの部品メーカーもただの下請けでコネクテッドしていく様子が見られない。
オープンイノベーションをうまく活かしながらも国策の後押しを受ける上記の国々の今後に注目だし、日本でも進むと嬉しい。
大きい会社が変わることは大変だと思うが、それらが一新し、今現在先頭に立とうとする姿(GMやフォルクワーゲン -
Posted by ブクログ
1980年代に日本は、世界第二位の経済大国として、自動車、電機、半導体、鉄鋼、造船、石油化学など、各基幹産業が世界的な競争力を保持していた。
それが1990年代以降、一つまた一つと日本の基幹産業は国際競争力を失っていった。象徴的なものは「ガラパゴス携帯」と呼ばれる携帯電話である。外国の携帯電話はゴツくて使いにくいので、日本の携帯電話が世界中で売られていた。ナビも日本の製品と海外の生菌には明らかな格差があり、外国製の携帯電やナビはとても使える代物では無かった。外車のナビの性能が悪かったので日本製にわざわざ付け替えたものである。
それがスマートフォンの時代になったら、日本の製品は全く売れな -
Posted by ブクログ
『日本車は生き残れるか』そのメッセージ性の強いタイトルとともに勉強になる本でした。 というのも私恐れながら自動車関連の営業担当をしており、業界勉強のためにこうした書籍から学ばないといけないと思い、読んでみました。
業界関連のメルマガも購読しているので、なんとなくの会社名やキーワードレベルでは接することが出来ていた、というところではあるけれど、まだまだ自分の不勉強が痛感された、というところと、238ページの文庫本サイズにまとめてくださった著者のお二人には感謝だなと思った書籍でした。
ほんと、このような読書レビュを記載することは、はなはだお恥ずかしいレベルでして、機械工学科出身ではあるも -
Posted by ブクログ
日本の自動車産業(つまり日本)が生き残るには、「ものづくり」信仰から脱却し、社会的課題に対応する企業として存在すること。そして垂直統合から水平分業にシフトすることが必要だと説く。水平分業にシフトするとは工場を持たないメーカーであるアップルのやり方を指しているのでしょうね。
そうなんだろうけど、社会的課題と言ってもそれは「うまいお題目」ってことだし、自社の強みを生かさずどうしろって言うんだろうね。水平分業は個々の製造物の品質が担保できることが条件だと思うけど、その点には言及していない。IPhoneのような絶対的な商品力があればこその話で、そういう観点から言えば、EVよりも水素エンジンに期待したい -
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ダイムラー シリコンバレー研究所 1995年 音声認識技術も自社
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