新宅広二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
知らないことばかりで一気読み!
指のように少しとがっている鼻先部分は、我々の鼻の頭に相当し、ゾウの鼻先の下の部分は我々の上唇の先に相当する。よく悪ガキが鈴筆を募の下にはさんでふざけるが、ソウの鼻の使い方はそれと同じ原理である。実は鼻の頭と上唇がものすごく伸びたものなのだ。
大きいだけで、天敵が一撃で襲えなくなるからだ。
しかし、ゾウのような首の短い有蹄類の身体が大型化すると、地表の水を飲んだり、下草を食べたりすることが困難になる。大きな身体でいちいちしゃがんだり立ったりするのは、エネルギーを使うだけでなく、無防備で危険な姿勢をとることにもなる。そこで、立ったままの姿勢で水を飲んだり、ものをつかむことができる画期的な進化の発明品として、ゾウの鼻が登場したのだ。もちろん突然、鼻の長いゾウが登場したわけではない。
現生では、バクの鼻先が長くなりかけており、使い方も似ているので、ゾウの先祖ははじめはあんな感じであったのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
著者の新宅広二さんは、子供向けの本や図鑑を多く書いている。
だからなのか、大人向けに書いた初めての本と言うが難しい専門用語はなく読みやすい。
博物館、動物園、学校での講演も多いようで、受けるポイントとなるネタを熟知していると感じる。
動物に関して良く知られている話題が満載なので、目新しさは少ないかもしれない。
クマに襲われたときの対応では、最近「腹ばいになって首を手で押さえて守る」ことを推奨している。
これには「本当かよ」と思い、自分ならそういう行動は取れないと感じていた。
昔よく言われた「クマに出会ったら死んだふり」と同じで、安易に◎◎すれば大丈夫と言うのは過去の教訓が生かされていない。
新宅広二さんもこの本で、そんな護身術は通用しないと警鐘をならしている。
猛獣に出会ってしまった時の対処法はないというのが正解で、対策は猛獣に出会わないようにすることと言っている。
動物好きな人の興味を引く話題ばかりなので、面白そうな所からランダムに読んでいるうちに全部読めてしまった。