新宅広二の作品一覧
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Posted by ブクログ
知らないことばかりで一気読み!
指のように少しとがっている鼻先部分は、我々の鼻の頭に相当し、ゾウの鼻先の下の部分は我々の上唇の先に相当する。よく悪ガキが鈴筆を募の下にはさんでふざけるが、ソウの鼻の使い方はそれと同じ原理である。実は鼻の頭と上唇がものすごく伸びたものなのだ。
大きいだけで、天敵が一撃で襲えなくなるからだ。
しかし、ゾウのような首の短い有蹄類の身体が大型化すると、地表の水を飲んだり、下草を食べたりすることが困難になる。大きな身体でいちいちしゃがんだり立ったりするのは、エネルギーを使うだけでなく、無防備で危険な姿勢をとることにもなる。そこで、立ったままの姿勢で水を飲んだり、ものをつかむことができる画期的な進化の発明品として、ゾウの鼻が登場したのだ。もちろん突然、鼻の長いゾウが登場したわけではない。
現生では、バクの鼻先が長くなりかけており、使い方も似ているので、ゾウの先祖ははじめはあんな感じであったのかもしれない。