ヨシダナギのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アフリカの少数民族の写真を撮り続けるフォトグラファー、ヨシダナギのアフリカ旅行記。
私はTBSの番組「クレージージャーニー」で彼女のことを知った。
エキセントリックなことをやっているので、本人の性格もエキセントリックなのかと思っていたが、シャイな感じのするおとなしそうな人なので、ギャップ萌えする。
その後に知った情報では、著者はいじめが原因で中二から不登校、ひきこもり、その後も学校行かずになぜかグラビアアイドルになったかと思うと、20歳でグラビアを辞めイラストレーターに転身、幼いころからのアフリカへのあこがれが捨てきれず、現在にいたる、また、途中インドの苦行僧「サドゥ-」に弟子入りしてた期間も -
Posted by ブクログ
ネタバレ海外旅行は大好きなので、これからもゆるい旅人精神をもって生きていきたいと思っている。
もしかしたら、バックパックをどこに置いたかも捨てたかも分からない私は、もう旅人とは言えないかもしれない。
それでも生涯旅好きでありたい気持ちは、きっとこれからもあり続けるはずだ。
アフリカは怖くて行けない。行ってみたい気持ちは無きにしも非ずだけど、身の危険を感じてまで行きたいとは思わない。
そんな私が手に取った、この本の締めくくりはこうだ。
「アフリカ=危ないという偏見を抱いている人が減って、ひとりでも多くの日本人が、アフリカという大地に興味をもって足を踏み入れてくれることを、心の底から願っている」
きっと -
Posted by ブクログ
ネタバレ子どものころから憧れていたアフリカに行き、「同じ格好をしたい」という長年の夢をかなえるため、裸になり、少数民族にも受け入れてもらう、思い切りのある気持ちのいい人だなっと思った。一緒に写っている写真は現地の人も笑顔だし、ヨシダさんもすごく心地よさそう。
ずっとアフリカに憧れていたからといって、虫は苦手だし、言葉も最初は分からないし、行ってみれば何とかなるっていうところも潔くて素敵。文章も面白いし写真もきれい。もっともっとたくさん読みたいし、写真も見たかったなと、ちょっと物足りなかった気もする。写真集やブログを見ればいいのか。
肌の色が白いというだけで砂を投げつけられたり、ワイロを要求されたり、写 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近「クレイジージャーニー」というバラエティにはまっている。
たまたま書店で、その番組に出演されていた方の本を発見した。
まずタイトルがすごい。
そして手にとって見ると内容もすごい。
ヨシダナギさんは女性の方だ。
著者近影を見ると、とても美人。わたしと同年代。
彼女が初めてアフリカを訪れたのは2009年。まだ23歳のころだ。(そのころの自分と比べると、とても残念な気持ちになる)
彼女は英語も話せない中、エチオピアに行ったという。
その行動力がすごい。
本書は時系列とともに国ごとに章が分かれており、章の始めにその国の簡単な説明が書かれている。例えばスーダンは面積188万k㎡、人口は3,876 -
Posted by ブクログ
ネタバレ福岡で写真展をされたりもしていて(行けなかったけど)、以前から興味を持っていたヨシダナギさん。ご自身の生き方をありのままに書いて、「普通」になれずに生きづらさを抱えている人に、なんとなく「大丈夫かな」と思わせてくれるようなエッセイになっています。
ナギさんは学校で集団生活になじめなかった。今はいろいろな成り行きでフォトグラファーとして活動されているが、それを目指したわけではなく、できないことを避けて、自分にできそうなことだけをしていたら、結果的にそうなった。
「夢をもとう」「簡単にあきらめるな」「あきらめなければ夢はかなう」みたいな、ありがちなメッセージとは真逆で、だけどみんな納得できるし暑苦 -
Posted by ブクログ
ヤバいという言葉が、悪い意味ではなく、良すぎる‼︎という意味で使われるように、『逃げる』も生きる上で有効な手段となっているようです。
昔から人は頑張って生きなければ「〜しなければ」を沢山こなす事が大切だった。でも、そんなふうに生きてしまうと、自分の心や後に身体まで壊れてしまう世の中。
やりたい事がなく、やるべき事から逃げまくってきた著者が、やりたい事を捜すのは大変。まずは、嫌な事から逃げる。次に、まぁ、やってもいい事をやってみる。
そんな彼女が大好きなアフリカとどう向き合ってきたのか?
今、やる事がはっきりある人も、ない人も、一読の価値ありと思います。
小学生には、まだピンとこない事 -
Posted by ブクログ
ネタバレ写真展を見たあとに思わず購入。
シンプルで、ちょっと極端さもある人だから、あんなステキな写真が撮れるんだなーって思った。
そばやサンプルづくりのエピソード、友達三人な生き方が彼女らしさなんだろうなーって。こういうのを読むと、自分って型にはまって生きてる人生だなぁ、大きな偉業はできないなぁって思う。
でもそれはそれで自分は幸せだなと思ってるし、無駄なことは何もなくて、全てはいい方に転がるっている考え方は共感✨
星を少なめにしたのは、同じことが何度も繰り返されている文章で、ページを読み進めていく中で、新しい話とかきづきがあまり広がらないなと思ったから。