堀田達也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なぜ等級制度はわかりづらいのか。等級制度に特化し体系的に説明されている本が解説。
人事関係の本は多く出版されておりますが意外と等級制度に関する本は多くありません。
教科書というタイトル通り基本的な内容が多く記載されてます。
しかし基本だから物足りないかと言われるとそうではありません。私は現在等級制度改定を行っておりますが、会社毎に状況が異なるため基本を抑えた上で自社に相応しい内容の導入や説明が求められます。
この意味では基本を虚心坦懐に理解することは極めて重要です。
等級制度は当然他の人事施策と連動します。例えば著者によると、教育体系とは等級ごとに求められる教育を体系的に表したものと述べて -
Posted by ブクログ
ネタバレ人事制度についてしっかり学んだことのなかった自分にとっては全体像がわかりやすくイメージ出来た。
今まで感覚的に感じてきたことも体系的に理解でき腹落ちする部分も多かった。
・等級制度は人事制度の骨格。人事評価制度や賃金制度などの中心
・おおきく、職能資格制度、職務等級制度、役割等級制度の3種類がある
・企業の経営パラダイムの段階や目的により採用すべき等級制度が変わる
・職能資格制度
└能力を基軸とした制度。等級を変更せず異動しやすいポスト不足に対応しやすい、ゼネラリスト育成に向いている、社員にとって安心感がある。
等級と職務内容にずれが起こりやすい、年功的うんようになりやすい、中高齢者が多いと