黒井文太郎のレビュー一覧

  • イスラム国「世界同時テロ」

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     ISの形成過程,他の過激派組織との関係,周辺国の関係,ロシアとアメリカの罪など,非常に分かり易く書かれてある。
     日本は一歩進んで考えるべき時期にきているとの指摘が印象に残る。

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    2016年04月10日
  • 工作・謀略の国際政治 - 世界の情報機関とインテリジェンス戦 -

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    世界のインテリジェンス機関の具体的な活動イメージや日本のインテリジェンスの問題点に関心がある方に読んで欲しい一冊。

    各国のインテリジェンス機関の体制や機能の説明を織り交ぜつつ、直近でホットな話題である紛争でのインテリジェンス機関が果たした役割や失敗などの事例紹介もあり、インテリジェンス機関の動きをイメージしやすい内容となっている。
    この本を読めばいかに各国がインテリジェンスを必死にやっているか、その結果国を守ることにつながったり、逆に国民を危険にさらすことになるかが分かる。

    2023年10月から始まったイスラエルのガザ地区での紛争については、イスラエルインテリジェンス機関の失敗を取り上げて

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    2024年12月05日
  • プーチンの正体

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    著者の過去記事の引用が少なくなかったが、それが時系列に沿ってまとめられることで、買えってプーチン登場以来の経緯がよくわかる。言動がソ連共産党のママ(悪い意味で)と言うことも含めて。

    そして、日ロ間で北方領土が返ってくる見込みがあったことなど最初からなかったことがよくわかる。わかってしまう。

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    2022年07月27日
  • プーチンの正体

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    ウラジミール・プーチン
    色々な意味で、最も注目を浴びている人物かもしれない。
    世界が米中か、それ以外かと思われる時代に、シリアのアサド政権に肩入れし、ウクライナに侵攻する。
    西側諸国の批判も無視して、侵攻する背景に、国際社会の常識が通じない、独裁国家のしたたかさを感じました。
    ハードパワーでは、アメリカ、中国に敵わないかもしれませんが、暗殺であったり、各国へのプロパガンダの誘導の怖さがロシアにはありました。特に、アメリカ大統領選でのロシアの介入が、どこまで影響をあたえたかが気になります。
    比較的、ロシアに友好的だった日本ですが、どの国にとっても自分の国の利益を真っ先に考える。友好は、お互いの利

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    2022年06月11日
  • イスラム国「世界同時テロ」

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    ISISの今だけじゃ無くて、始まりから振り返ることにより、彼等の三つの主戦場(イラク&シリア、リビアなどのイスラム圏、世界各地)における活動を分析している。
    ISISには、領域を確保している武装勢力という側面と、イスラム過激派に訴えかけることにより、各地でのイスラム過激派を活性化させているインフルエンサーとしての側面、そして、組織に属さないローンウルフ候補を刺激し、ローンウルフとしてしまう側面があり、ムスリムと彼等を分断することと、ISISの活動を直接叩きつぶすことの両方が必要である。
    また、彼等の増長を招いたのは、自国民を虐殺することにより、ISISの台頭を許したアサド、アサド政権を支持し、

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    2018年11月02日
  • イスラム国「世界同時テロ」

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    ネタバレ

    ISを中心に、イスラム過激派によるテロ活動を概括し、テロとどう戦うべきかを提言する。
    特に、ISへと至る系譜の解説(5章、6章)は勉強になった。

    IS勃興の原因は、アサドによる弾圧とイラク政府によるスンニ派弾圧にある。プーチンはそのアサドを援助し、オバマはシリアに軍事力を派遣するのが遅すぎた。

    とはいえ、IS自体は現在劣勢気味であり、日本でのテロの危険性も大きくはない。帯の煽り文と全然違うじゃないか。

    しかし、シリア人女性と結婚している日本人もいるんだね。

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    2016年05月04日
  • プーチンの正体

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    洒落にならんくらいの悪魔のオッサン。こんなオッサンとまともに外交なんぞ出来るわけありませんて。もー。
    北方領土、2島返還?そんな事言ってたのは日本だけ、あいつらは一言も申してないようですね(笑)
    相変わらずのお花畑ジャパンは大好きです。いつもありがとうございます。
    政敵は直ぐにぶっ殺して知らん顔、ミサイルぶっ放しても知らん顔、情報操作しまくってしたり顏、プーチンさんの悪口言ったら牢屋行き、もうロシア最高じゃないですか。ロシア万歳!!
    まあ、今回ウクライナ侵攻のそもそものきっかけと言いますか、プーチンさんが強気になったのも、シリアのアサド政権軍のサリン使用に対して当時のオバマ大統領が何もしなかっ

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    2023年01月31日