野坂きみ子のレビュー一覧

  • “発達障害かもしれない人”とともに働くこと

    Posted by ブクログ

    (大幅に追記)
     タイトルや本の薄さから想像した内容と少し違って、けっこう哲学的なところや、資本主義ってどうなのというところまで話が及んでおり、なかなか刺激的な本だった。発達障害(特性)というものについて、まだいろいろよくわかってないということもわかった。
     発達障害“かもしれない”人、つまり、そういう感じするけど、診断されてれっきとした障害者となったわけではない人に対して、会社も管理者も同僚も、何もできないし、そっち側のほうが先に壊れるケースだってある。そういう事実があることを提示したうえで、発達障害というものが人類史においてここ数十年で「発見された」ということから、社会のあり方や、人間とは

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    2025年11月15日
  • “発達障害かもしれない人”とともに働くこと

    Posted by ブクログ

    発達障害の人が働く上での苦悩、つらさを書いた本は多いがこの本は違う。発達障害の人と一緒に働く人の側の悩みが書かれている。一緒に働く人も人間だから、どんなときも発達障害の人たちに配慮し続けるのは難しい、とはっきり述べられていて、救われた。
    発達障害の人たちと働いて、やるせなくて疲れて壊れる前に一度読んでみるといいと思う。

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    2021年07月14日