阿部保のレビュー一覧

  • ポー詩集

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    この阿部保さんの口語訳が、いちばんポーっぽい感じがして読み易かった。 この邦訳を読むと、岩波の赤は、もう開かなくなるよ。

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    2009年10月04日
  • ポー詩集

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    ポーの詩の日本語翻訳は、なぜか阿部保さん訳でないとしっくりこない私です。翻訳者がいかに大切かを教えてくれた本。

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    2009年10月04日
  • ポー詩集

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    ポーの生涯も知らずに読んできたので簡単な説明がついててよかった。こんな人生だったからこの言葉が生まれたのか。

    夢の夢が読んで見たくて手にした本。二度三度と繰り返し読むと少しずつ詩の世界に入っていけた。

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    2025年05月08日
  • ポー詩集

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    詩を読むのはおそらく初めてくらい読んだことがないので、一回読んでみただけではほぼ理解できませんでした。とはいえいろいろと気になった繰り返しの部分が読み終わっても残ります。

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    2015年05月22日
  • ポー詩集

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    ポーの代表作「大鴉」は詩というより短編小説?でもいけるんじゃないか というお話です。あえて詩なのが良いのかな。ポーが詩の真の目的を巻末で語ってます。詩的感情は音楽と歌の結合によって最高の表現が可能。。。だそうです

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    2009年10月04日
  • ポー詩集

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    以前、映画でポーが亡くなる前の数日間を画いた作品を観た。そのときからポーの謎の残る死と、ポーの心を現しているだろう詩に興味を持っていた。

    今回はポーの詩の中でも特に読んでみたかった、「大鴉」「アナベル・リイ」の含まれた本書を読んでみた。
    18篇の詩と、「詩の真の目的」という短い文章の載った一冊。

    全体として、暗く絶望を感じる作品が多かった。
    それでも美しい言葉の響きは見事で、暗くさみしい、閉塞感のある世界ではあるけれど、またひとつと読み進んでしまう。

    多くの詩の中では、特に「アナベル・リイ」が印象に残る。
    ポーが亡くした妻への思いを籠めたとされているだけに、今は亡き愛しい妻への思いに溢れ

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    2017年04月26日
  • ポー詩集

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    大別してふたつ。
    死んだ恋人への哀惜。
    死と退廃。

    大鴉
    夢の夢
    ヘレンに
    海中の都市
    死美人
    レノア
    不安の谷間
    円形戯場
    ヅァンテ島の歌
    幽鬼の宮
    勝利のうじ虫
    幻の郷
    ユウラリイ
    ユラリウム
    ヘレンに贈る
    黄金郷
    アナベル・リイ
    鈴の歌
    詩の真の目的

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    2017年03月20日
  • ポー詩集

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    名探偵デュパンが活躍する"モルグ街の殺人"やゴシック小説を代表する"アッシャー家の崩壊"で知られるEdgar Allan Poeは詩人としても有名です。本書には、"大鴉"、"幽霊宮殿"や"アナベル・リー"など代表的な詩作を収録しています。けっこう難解なのですが、ゴシックな雰囲気を味わいたいのであれば、ポーの詩は最適です。詩集"悪の華"を書いたボードレールらフランスの詩人にも大きな影響を与えたといいます。できれば、"構成の原理"などの詩論と一緒に読むと理解が

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    2015年11月13日
  • ポー詩集

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    阿部保訳のエドガー・アラン・ポー。
    日夏耿之介訳よりも平易な訳であるが、かといって現代に即した口語で読みやすいという訳でもない。
    (1956年発行だそうである)

    死んだ妻への哀惜が込められた詩が多く、「大鴉」はまさに絶唱であるが、一方でポーの詩における美少女達は容姿も画一的で人格も希薄であり、ただロリータ・コンプレックス的に若いということが強調され、単なる「恋愛詩のための道具」「ポーの中の美少女のイデア」に貶められているきらいがないでもない。
    ポーが十三歳年下の妻を早くに亡くしたということを踏まえると不適切な言葉ではあるが、私の眼には、純愛に名を借りた物言わぬ死せる美少女に対する一種偏執狂的

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    2010年07月11日
  • ポー詩集

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    私は神に祈る。永遠に。
    曙から夜更けまで絶え間なく不安の空をさらさらと流れる雲は風たえてふかれることもなく。

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    2010年03月15日
  • ポー詩集

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    とある友人と「ポーの詩と言えば?」という問いにお互い揃って『大鴉』より先に『アナベル・リィ』と言った時、彼女とは長い付き合いになりそうだと思いました。

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    2012年02月25日