丸島儀一のレビュー一覧

  • キヤノン特許部隊

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    読み終わったー\(^o^)/
    キヤノンの特許戦略のキーマンの書籍。
    日本と海外の特許文化の違いが面白い。

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    2016年02月07日
  • キヤノン特許部隊

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    特許はクロスライセンスして相手の特許を使い放題にしてビジネスの幅を広げるために使う、という目線に驚き。

    一瞬、特許専門家になろうかと心揺らいだ。っが、あのお堅い文章を読むのは大嫌いなのを思い出して3秒で挫折。。。

    しかし、ビジネス全般を考えるビジネスマンとして必須の視点。数年後に是非再読を! >俺

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    2014年10月03日
  • キヤノン特許部隊

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    キャノンの成長を特許から支えた丸島氏の体験談。
    企業活動における特許は、自らの事業を守るために独占的に使うのが本道。
    アメリカ企業とのクロスライセンス契約時の交渉術を惜しみなく公開している。
    本書を通して、日本企業を影ながら応援しているよう感じる。

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    2013年11月10日
  • キヤノン特許部隊

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    特許はその成立性、侵害性においても政治的判断が常について回るため、一企業の特許戦略だけを議論する訳にはいかない。丸島氏の功績は誰もが認めるものではあろうが、当時の時代背景を反芻しながら読むと、面白さは倍増する。
    1960年代から1970年代にかけては、高度経済成長時代ということもあり、日本企業が海外へ盛んに進出するとともに、日本の特許を含む様々な制度を改革する必要があったであろう。現在の韓国企業が世界で特許訴訟を起こしている状態というのは、韓国経済の成長度合いを物語っているとも言える。
    この本が上梓されてから10年経つが、丸島氏の当時の思いは実現されているであろうか。プロパパテント戦略等の国家

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    2012年07月16日
  • キヤノン特許部隊

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    Canonが特許戦略に強いことは知っていたが、それまでの経緯は知らなかった。知的財産というものをどのように考えるのか?ということは、我々のような研究者が日々実験を行っていく中で常に意識しなければならないと再認識させられた一冊。これから米国の特許制度が先発明主義から先願主義へ移行していく中で、参考になる事例も多々あった。

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    2012年01月09日
  • キヤノン特許部隊

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    特許戦略を重視したキヤノンの歴史とその戦略について詳しく書かれている.キヤノンがコピー機を開発し始めた時期やその後の特許絡みの攻防については非常に熱く面白い.
    また,中で述べられているように,国としての日本の知財戦略の重要性を感じる.

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    2012年01月05日
  • キヤノン特許部隊

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    キャノンの特許部門の歴史から、特許交渉術、日本の特許戦略の問題点まで、盛りだくさん。中でも面白かったのは「第三章 交渉」。特許で儲けるというと、排他的なイメージだけど、欲しい特許を安価に得るための武器でもあるんだ。

    あと「通訳との付き合い」も面白い。相手に怒らずに通訳に怒るというテクニックは、僕には使う機会ないけど面白い。

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    2011年08月02日
  • キヤノン特許部隊

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    ゼロックスとの戦いや
    日本の国家戦略としての知財の扱い(特許の扱い)
    企業戦略としての知財の扱いなど
    興味深い内容であった。

    特許とは、こうあるべきだという
    著者(丸島儀一氏が書いたわけではないが・・・)の
    思いが随所に散りばめられている。

    今まで、ノルマとしての特許(絶対だめなのはわかっているのだけど・・・)
    しか書いていない自分を反省。。。。

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    2011年04月16日
  • キヤノン特許部隊

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    自社の成果を人に突破されたくないとなると、自社で使う技術だけでなく、その代替技術をも特許で押さえる必要がある。
    企業活動における特許は、自分の事業を守るために独占的に使うのが本道である。
    企業の特許戦略では、攻撃よりも防御が重要である。

    今まで何となく仕事で特許を出していたが、企業活動における特許戦略とは何たるかという事を改めて教えてもらった1冊。
    キャノンと他社との特許攻防の記録と、どう打ち破ったかというストーリーがもっと載っていたら楽しく読めたと思いますが、
    後半は専門的過ぎて、知財部ではない私にとっては難し過ぎました。。

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    2011年04月10日
  • キヤノン特許部隊

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    『知財における「稼ぐ」とは、「現金を稼ぐ」のではなく、「技術を稼ぐ」という意味。』

    知財マンを目指す者にとっての必読書、らしい。知財業界において、あまりにも有名な丸島先生の業務変遷を描く。それが、知財業務そのものの体系が如何にして築かれた、に繋がっているあたり、この人の凄さが伺える。

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    2017年05月02日