日本の「言葉」倶楽部のレビュー一覧
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美しい「日本語」の言いまわし
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Posted by ブクログ
日本語の微妙で、オブラートに包んだ言い回し、美しさの表現。
ああやっぱり日本語って奥ゆかしい、日本語って心やさしい、といまさらながらに感じてしまいます。
■想い
・後ろ髪をひかれる なかなか断ち切れない想い
・そこはかとなく 自分でははっきりとわからない
・うら悲しい なんとなく悲しい
■人間関係
・ねんごろ 心を込めて、懇切丁寧に
・わりない仲 筋道や道理を超えた男女の仲
・たまさか 偶然に
■こころやもの状態
・あだっぽい つややか
・はんなり 地味でも派手でもないちょうどいい華やかさ
・つくねん なんとなくじっとしている
・うたかた はかなく消えるもの
・さわり サビの部分
■行為
・まどろむ ついうとうとしてしまう
・逢瀬を重ねる 男女が何回もひそんで会う
■程度
・いかばかり どれほどの、弔辞で
・おもむろに もどかしいほどゆっくりと
などなど
目次
はじめに
第1章 想いを表す言葉
第2章 人間関係に関する言葉
第3章 人や物の状態を表す言葉
第4章 行為を表す言葉
第5章 性格・性質を表す言葉
第6章 程度を表す言葉
第7章 かしこまった場でつかう言葉
第8章 情景を表す言葉
ISBN:9784837984450
出版社:三笠書房
判型:文庫
ページ数:264ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2016年11月
発売日:2016年12月10日 -
Posted by ブクログ
漢語でも洋語でもなく、日本古来の言葉
遠い祖先が美しい風土のなかで生み出した日本独自の言葉
それが大和言葉です。
各章の頭に一覧表があって、それぞれの言葉の解説がそのあとに続いている構成になっています。
■おもてなし
・心おきなく 遠慮なくという意
・心待ち ワクワク感を奥ゆかしく伝える
■相手を称える
・たおやか 上品でしなやか たおやめ(女)に対してますらお(男)
■相手をたしなめる
・すべからず ぜひともという意
・そぞろ ぶらぶらと
■気持ちを伝える
・やるせない 心がはれない
・たゆたう ゆらゆらと動き、定まらない あるいは 躊躇する
・ひとかたならぬ ひととおりではないたいへん
■手紙
・お力添え 目上の方に協力をお願いする
・気の置けない ほんとうに仲がよい間柄
・心ならずも 不本意にそうなってしまった
■人柄
・心ばえがよい 相手に気遣いできる
・ひたむき 誠実に物事に向かいあっている、何かに必死でとりくむ
・したたか 一筋縄ではいかない
などなど
目次
美しい「大和言葉」の言いまわし
はじめに
第1章 おもてなしの大和言葉
第2章 相手を称える大和言葉
第3章 相手をたしなめる大和言葉
第4章 気持ちを伝える大和言葉
第5章 仕事でつかう大和言葉
第6章 スピーチ・手紙につかえる大和言葉
第7章 人柄を表す大和言葉
第8章 季節・時間を表す大和言葉
ISBN:9784837983798
出版社:三笠書房
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:650円(本体)
発売日:2016年02月15日第2刷 -
Posted by ブクログ
蛇蔵・海野凪子両氏の『日本人の知らない日本語』や古典、ことわざの本を読み、大和言葉ってなんだろう?と興味が湧いて手に取った一冊。
私たちが日頃使っている日本語は「大和言葉」「漢語」「外来語」の三種類で成り立っているが、その中でも大和言葉の特徴は、響きが美しく優しく、相手への思いやりが込められていることにある。
読み進めると、大和言葉が意外にも日常で多く使われていて、ことわざ、慣用句、さらには任侠言葉までもがそのルーツを持っていることに驚かされた。本書では、大和言葉と日常語の違い、語源、使い方などが分かりやすく解説されており、自分が本来の意味を正しく理解できているか、非常に勉強になり、まさに「目から鱗が落ちる」思いです。
特に面白いと感じたのが「しおらしい」の由来だ。殊勝な様子を指す言葉だが、実は「塩を欲しがる女性の欲得ずくな行為」が語源だったという意外な背景がある。他にも「かまとと」や「あこぎ」、「しのぎを削る」「極楽とんぼ」といった言葉の由来も興味深い。
万葉集は大和言葉の宝庫と言われる。時代と共に新しい言葉が生まれ、意味が変化していく様子はまるで生き物のようで、言葉の不思議さと奥深さを改めて実感させてくれる作品だった。
ブグログのレビューでも使ってみようかな。
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Posted by ブクログ
若干タイトルに騙されましたが、普通に社会人として使うべき言葉のマナーブックといったところ。
九割は大体知っていることですが、ざーっと読んでいくと発見があるのでたまにこう言った本は読んでおくといいですね。特に冠婚葬祭など咄嗟の時に「どう言えば...」と迷う言い回しがあるのでそのあたりチェックしておくと良いと思います。
メモ↓
「つかぬことをうかがいますが」はそれまでの会話の流れから外れて別件について質問するときの切り替え表現。「つまらないことを聞きますが」という意味で使いがち。
「ごめんください」は親しみのある電話の別れの挨拶に使われる
相手が事故や病気の時に「大丈夫ですか」ではなく「お加減はいかがですか」と尋ねる「思ぬことで案じておりました」も。 -
美しい「日本語」の言いまわし
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Posted by ブクログ
学んだ&確認の大和言葉
率爾(そつじ) 突然
「率爾ながら」
よしなに よろしく
「よしなにお伝えください」
お平らになさってください
正座を崩して楽にしてください
上置き(うわおき)
和食の場合、トッピングに相当する言葉は「上置き」です。「上置きはいかがなさいますか?」
お持たせ
お客様からのお土産をすぐに出すときに 「お持たせで恐縮ですが」「お持たせで失礼いたします」
ろうたけた
女性の気品ある美しさに対して用いる
「ろうたけた女性に魅了された」
いたいけ
心が痛いほど愛らしい
「いたいけな子どもが、頑張っているね」
緑色の黒髪
この「みどり」は色彩の緑ではありません。
「みずみずしい」を語源とする「ミド」が変化したもの、あるいは「水が通る、透る」が由来のものだと考えられます。
「緑の黒髪ね」
しどけない
だらしない
「今日のかっこうはしどけないね」
すべからく
当然
「学生はすべからく勉強すべきです」
にべもない
無愛想
「にべもなくしてはダメだよ」
あたら
価値あるものの消失を残念に思う気持ち
「あたら無駄にするのか?」
荷が勝つ
無理です
「その仕事は私には荷が勝ちます」
たゆたう
躊躇する
「どうするべきか、たゆたっている」
やぶさかでない
快く~する
「引き受けることはやぶさかではありません」
むべなるかな
もっともなことだ 「それはむべなるかな」
ゆるがせにしない おろそかにしない、頼もしい表現
はなむけ 旅たつ人に贈る言葉や物 「馬の鼻向け」から出た言葉。
気のおけない 気兼ねする必要のない
「彼は気のおけない人です」
あやかる 見習う
「兄にあやかって勉強する」
尾籠な話 ばかげた話
「尾籠な話だけれど」
心ばえがよい 思いやりがある
「彼女はこころばえがよい女性だ」
やんごとない たいへん高貴な
「やんごとなきお生まれの方」
たまゆら 一瞬
「忙しくてたまゆらも休んでいられません」
うららか うすぼんやりしたようすではない
「春のうららの隅田川」は、春霞などまったくない、すっきり晴れ渡った春の隅田川