馬場あきこのレビュー一覧

アテネから来た暴君

ジュリア・ジェイムズ / 馬場あきこ

☆4＋α
諦観したヒロインがたまに醸し出すもの憂げな雰囲気がフランス映画を見ているよう。でもドラマティック。

砂漠の掟に背いて

シャロン・ケンドリック / 馬場あきこ

良いシャロン・ケンドリック
燃え上って結ばれて終わり、じゃなくて
現実的に生活をすり合わせるところまで、
というのがちょっとおもしろかった。
最終的に折り合いをつけたのはヒロイン側だけど…
ヒーローはシャロン・ケンドリックでエロ傲慢なので。
ヒロインに力を誇示するゴリラ扱いされてるし。

いつか終わると知りながら

ミランダ・リー / 馬場あきこ

再読。ヒロイン・アンバー、ヒーロー・ウォリック。
ヒーロー、20年も思いやむなら病院へ行って検査をしろよ。
まあ、その年月が無かったら二人が出会うことは無かったか？

魅せられたエーゲ海

マギー・コックス / 馬場あきこ

あらすじから想像してたよりずっと良かった
（憎んでるのに・蔑んでるのに惹かれちゃう系かと思った）
ヒロインがピュアピュアで、ヒーローは心に傷ありで
ヒーローの腹黒さが無いジェシカ・スティールみたいな感じだった

悲しい誤解

メラニー・ミルバーン / 馬場あきこ

人のうわさは怖いわ～。でも純粋なヒロインの心の広さには、感服するわ。普通は、必死で自分を守るために抵抗するだろうに他人の子どもたちのために自分を悪く言っても黙って耐えるなんて・・・ＨＱならではだわ。

急ぎすぎた別れ

メラニー・ミルバーン / 馬場あきこ

iイタリア人形成外科医のアントニオ・マルコリーニと、シドニーで美容師をしているクレア・マルコリーニ。妊娠を期に結婚した二人だが、死産によって５年前から別居していた。再会した二人は…。
『悲しい誤解』のスピンオフ

一夜だけの婚約者

トリッシュ・モーリ / 馬場あきこ

シングルマザーで自宅でバーチャル秘書をするイブリン・カーマイケルと、雇い主の富豪レオ・ザモス。取引の為にイブリンに婚約者のふりを依頼するレオだが…。イブリンの息子がレオの息子というパターンで無かったのは良かったが、レオのトラウマであるDVの父親と血がつながってなかったという落ちは頂けなかった。

いつか終わると知りながら

ミランダ・リー / 馬場あきこ

☆4.5

ちょっと良いR
ミランダ・リーだけどホットではない
ヒロインに冷たくしきれないヒーローの苦悩がイイ（かわいそうだけど…）

罪深いプリンセス

ジェニー・ルーカス / 馬場あきこ

ドラマチックな話。読んで損は無し。ただ、大団円をめざしすぎじゃないでしょうか。出来すぎた息子、お邪魔虫かと思ったら強烈な母性愛を見せつける母親、浮気者ではなく上等な王様兄夫婦、ヒーローの異父弟や秘書までみーんな良い人。ドラマチックなんだよね

買われた妻

ヘレン・ビアンチン / 馬場あきこ

愛を知らなかったヒーローがヒロインに去られることにより、愛に気付き、彼女を自分のものにしようとわなをしかけます。二人のベットシーンはなかなか･･･

愛したくないのに

アビー・グリーン / 馬場あきこ

普通のR
ヒロインは誤解が元でヒーローからいろいろいじめられるのがかわいそうだけど健気で好き。ヒーローも軽蔑している女に惹かれてしまう気持ちをもてあましての意地悪言動って感じだし。
11/5刊で一番おもしろかった。

買われた妻

ヘレン・ビアンチン / 馬場あきこ

☆4.5
良いビアンチン
いつものごとくクールなヒーローだけど、ヒロインを大事にしている様子が垣間見えるのが良い♪

買われた妻【ハーレクイン文庫版】

ヘレン・ビアンチン / 馬場あきこ

[Ogi_chan01]

いま一

もう少し幅のある展開を期待していたのですが、期待はずれで残念。

＃ダーク

青い傷心

アン・メイザー / 馬場あきこ

ヒロイン以外の頭の中が見えないから（ヒーローや両親）、かなり傍観的にしか読めなかった。古い作品だからしょうがないけど。

夜よみがえる思い出

リー・ウィルキンソン / 馬場あきこ

不動産会社経営者のカリス・ベルモントと、３年前に別れたザンダー・デヴェルー経営者。カリスが弁護士として働いていた時出会ったザンダーとの過去と現在のストーリーがオーバーラップ。イマイチ

夜よみがえる思い出

リー・ウィルキンソン / 馬場あきこ

いつものリー・ウィルキンソンの復縁物。ヒーローのいじわる度低し。
ヒーローのメロメロ度は☆４だけど
ヒロインが姿を消すきっかけが…
これで3年も失われたなんてちょっともやもやなので☆３

急ぎすぎた別れ

メラニー・ミルバーン / 馬場あきこ

普通のR
いい話風の夫婦再生物だけど、こんなに不信に凝り固まってるのに欲望だけは抑えきれないっていうのにどうも共感できないんだよねぇ。愛していることの伏線だとしても…

「悲しい誤解」のスピンオフ。
あちらではこのカップルまだ再生してなかったような…？
でも、こちらではマリオはまだ独身でオーストラリア人と何やら…と言う感じだし、時間関係が良くわからないわ。

脅された愛人

キャシー・ウィリアムズ / 馬場あきこ

約１年間実業家ヒーローの愛人をしてきたモデルのヒロインには彼には言えない秘密(過去)があった。３年後、姿を消したヒロインを頭から追いはり別の女性と婚約中、二人は再会。だけど、ヒロインにも別の親しい男性が居た。
ヒロインの秘密のせいで拗れる四角関係。面白かった。ラスト中盤、ヒロインが勇気出そうとしているのにヒーローが冷たくするシーンは切なかった。ハッピーエンドで本当に良かった。

いつか終わると知りながら

ミランダ・リー / 馬場あきこ

遺伝子的な問題から長い交際を望んでいなかった企業家ウォリックと、ホテル従業員アンバーのロマンス。
脇役のタラとマックス・リッチモンド夫妻はハーレクインの主人公してたかな？

思い出は遠く切なく

ジュリア・ジェイムズ / 馬場あきこ

ヒロインが誤解から責められて責められて……というヒーロー馬鹿話かと思ったら、あれは誤解しても仕方ないかも……という間の悪いヒロインの話だった。

ヒロインは何度もヒーローには関係ないと言うし、確かにヒーローには関係ないんだけど、ヒーローとしては惚れて裏切られて感情をプラスにもマイナスにも大きく揺さぶられた相手を放っておけずにおせっかい。可愛さ余って憎さ百倍のヒーローはねちねちとヒロインを責めつつ、あれこれ気を遣い手を尽くしてヒロインを助けようとするんだけど、ヒーローにあれだけ嫌味を言われてヒロインが心をひらけるはずもなく。
事情が分かってみれば誰も悪くなくてただめぐりあわせが悪かったというのがやりきれないけど、最後は一応ハッピーエンド。