初の作家でしたが、表紙が綺麗で目にとまり〜あらすじ読んだら面白そうだったので購入。
2編の物語で構成されていますが、短いながらもどちらも心理的な部分が詰め込まれていて重さがあって読み応えがありました。
表題作の「僕たちがなくしたもの」は、刺激的でダークで良かった。
最初からセックスのシーン
...続きを読むなんだけど、次のページ捲ったら・・・思わず、わぉぉー(。・о・。)www
アナルにペン14本突っ込んでの、お互いノリノリの変態プレイwww
幼い頃から仲良しの、しゅんとライ。
けど、共依存になり、抜けられない2人。
ライがしゅんに依存するきっかけが、親が離婚。子供の頃のシーンで、公園で1人ぼっちのライ。そこに、手を差し伸べたのがしゅん。
しゅんの「ずっと、友達だよ」で、涙を流しながら「ありがとぉ」ここから、全てが始まったね。
第3話の表紙で、子供のしゅんに膝枕する高校生のライ、印象的だわ。
ライは、どんな事があっても〜しゅんだけは手放したくなかった。
そこから始まった遊び。
知らず知らずのうちに、開発されてしまったしゅんの体。
一方、しゅんは普通の家庭で愛されて育っているから、地味ながら人を好きになる心は持っているけど、性癖は別物だったかな。
この2人に、恋だの愛だのは無いけど、離れなれない。気持ちと体が、バラバラの状態だけど、いつかお互いを想い合える日が来ると信じて読み終えました。
ダイナミックな濡場が、さすがピアス!
2作目の「ハルとユキ」
何となく漠然と生きていた2人が出会い、やりたい事を見つけて、進んで行くはなし。
ハッピーエンドなホクホクな物語。
闇と陽の2作で、とても楽しめました。
短篇あまり好きじゃないけど、こんな作りで、話に奥行があるのは大好きです!
作家さん、次回も楽しみにしています。