猪浦道夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・語学力を生かした仕事をする(12)
①語学の専門家になる(スペシャリスト・コース)
②会社に勤めて組織の中で語学力を武器にする(ビジネスマン・コース)
③語学力を武器にして自分でビジネスを開く(起業家コース)
・語学スペシャリストの3つのタイプ(17)
①翻訳系の仕事:出版(文芸)翻訳、産業翻訳
-語学の素質(センス)
-翻訳家としてやっていくのに必要な雑学知識
-日本語の文章表現力
②通訳系の仕事
③語学教師の仕事
・翻訳家に必要な素質(32)
-当該の国に関するあらゆる知識
-一般的に家で本を読んだり音楽を聴いたりするのが好きな人
-ちょっとわからないことが -
Posted by ブクログ
<メモ>
・日本語教師を目指す人は、生徒の言語がどのような構造を持っているかや発音の組織について日本語と比較して、文法のどこが難しそうか調べておくべき。
・いずれ英語以外の言語の専門家になるとしても、英語ができればできるほど外国語で身を立てる可能性が高くなる。英語を極めるために、ほかの言語(特にドイツ語、フランス語)を少しでも勉強してみると、英語の本質が深く理解できる。
・外国語の専門家を目指すなら、マスターする必要はない、かじるくらいでいいから、3つくらいは勉強してみるといい。言葉が本来どういうものかわかるから。英語は特殊な言語。
★基本的な学習法のいろいろ
・訳読法…1900年代初期まで -
Posted by ブクログ
多国語をマスターし、語学ビジネスを経営する人による本。言語ごとに、どういう勉強法がいいのか、どうやって仕事を見つけるか、仕事の種類などが詳しく書いてある。本人が長年かけて編み出したであろうメソドロジーを惜しげなく書いてあるのは、自信があるからなのだろう。
よく言われているように、通訳や翻訳を仕事とするには、日本語の卓越した能力がものをいう。それは自分も日ごろから痛感しているところだ。著者はさらに、あえて日本人の教師から学ぶことを推奨している。外国人は日本語をよく理解しておらず、日本人にとって何が難しいのか教えられないからだ。
個人的な体験からすると、外国語をマスターするには、その国に対する興味