マイケル ピュエットのレビュー一覧

  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    孔子も孟子も老子も荘子も荀子もどのような思想か知らない私でも楽しく読み進められた。
    わかりやすい言葉でエッセンスが凝縮されているので、再読してからそれぞれ気になった思想を掘り下げたい。

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    2025年03月08日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    1600+税

    孔子は礼によってのみ仁を修養できると説いた。
    そのくせ仁を実践する生活を送ってはじめて礼を取り入れいつつくりかえるかを体感できると思っている。堂々巡りに聞こえるかもしれない。
    礼とは感謝すること、例えばありがとうお願い。
    仁とは人が行したら嬉しいと思うことを考えて行うこと。悲しい人がいたら手を差し伸べる。

    心と体は繋がっている。だから体を労わってケアすることは心のケアにもなることを理解しておく。

    五行によれば各人には習得すべき五つの徳性がある。仁、義、智、礼、聖。それぞれの徳性は私たちの良い面を磨くのに役立つ。

    仁 
    仁義、真実、誠。
    人を思いやり、優しさをもって接し、己の欲望を抑えて慈悲の心で万人を愛す。

    義 
    義理 筋。
    私利私欲にとらわれず、人として正しい行いをし、自分のなすべきことをする、正しい生き方。

    礼 
    礼儀。  
    人間社会において、 親子、夫婦、君臣、目上 などの、社会秩序を円滑に維持するために必要な礼儀作法。

    智    
    智徳
    学問に励み、知識を得て、正しい判断が下せるような能力。

    信    
    確信
    信頼、信用、正直など。 約束を守り、常に誠実であること。

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    2022年09月24日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    いわゆるビジネス書としては少し重めですが、哲学系の本としては読みやすい方かなと。
    年をとって再読しても新しい発見がありそうな一冊です。

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    2020年06月02日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    安定を求めるならば、周りの変化を当たり前とし、自らの変容が必要ということが、沁みた。
    自分の箱から脱出する方法と通じることだな。
    世界中で昔から人は皆同じ悩みを抱えていることに、ある意味安心する。

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    2017年03月30日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    読みやすくてよかった
    高校で習うような思想家の話をなぞるだけになるかなと思ったけど、西洋的思想による思い込みから誤解しやすい部分をほどいてくれる感じがあり、自身の偏見にも気がつけた
    現代では科学の発展により世界の構造やミクロにおける原理がわかるようになったせいで物事を単純化したくなってしまい、逆に人間の実生活レベルで見る世界の解像度における適応というのがおざなりにされてしまってるんじゃないかと思った
    この時代の思想家たちは逆に変にミクロな情報に左右されず世界を捉えて考えられており、それは割と普遍的なものなのだと思えた

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    2026年09月15日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    「ハーバード」という名前に惹かれて読んでしまった・・・。日本のビジネスマンは弱いよね、こういうのに。「ハーバードの〇〇」とか「マッキンゼーの〇〇」とか「東大の〇〇」とかさ。日本人の作者が書いたものならまだしも、本書の原題は『THE PATH(道)』だからね~。まさに今の出版社のマーケティングに踊らされてしまいました(笑)。

    本書は、ハーバード大で「中国哲学」を教えているマイケル・ピュエット教授の講義を元にした本です。
    孔子から始まり、孟子、老子などの教えを西洋文化と比較しながら分かりやすく解説する文体。
    日本は東洋か西洋か聞かれれば、間違いなく東洋思想を基にした文化なので、孔子や老子の教えは「どこかで聞いたことがあるな」という既視感や「そりゃ、そのとおりだよ」と100パーセント納得できる部分がたくさんあります。

    しかしながら、そういった日本人にはなじみやすい概念は、西洋人にとっては全く未知の、目から鱗が落ちまくる概念だったのでしょう。
    ということで、本書は当然日本語に翻訳されていますが「中国哲学」を全く知らない西洋人向けに書かれた本であるので、日本人にとっては、「わりと当たり前」のことが書いてある部分もたくさんあります。
    つまり、こういった「中国哲学」のプレビュー的な本を読んでから、本格的に孔子の『論語』や老子の『老子道徳経』、孟子の『孟子』などの原典にチャレンジしていくのが良いのでしょうね。

    僕がこの本で一番興味深かったのは、ラストの第9章『世界じゅうの思想が息を吹き返す時代』ですね。
    この章は、西洋文明が初めて古代中国文明に触れた際、古代中国の完成された官僚制度の素晴らしさに感動したという部分です。
    中国は、多くの民族や部族が覇権を争い、数多く国が成立し、その都度トップが変わってゆきました(時には漢民族から異民族であるモンゴル系の民族をも含む)。

    しかし、国のトップが変わっても、その優れた官僚制度は残ったのです。
    この官僚制度の根本をなしていたのが『科挙制度』でした。
    「科挙制度」とは西暦500年代から1905年まで、中国の国名で言えば『隋』から『清』の時代まで、約1300年間にわたって行われた官僚登用試験のことです。

    この登用試験の素晴らしいところは、出身や家柄、身分に関係なく誰でも受験できる公平な試験で、本当に才能のある個人を官吏に登用するこの制度は、当時としては世界的にも非常な革新的なものでした。
    つまり、西洋文明ではいわゆる『王族・貴族』が代々国を牛耳り、為政者が有能だろうが、無能だろうが、「王族・貴族」という身分を持った為政者だけで国を左右することができたのです。ですから、無能な為政者が続いた国は、荒廃し、そこの民衆は搾取されていたのです。
    しかし、当時の中国では本当に能力のある人間が官僚となり、国を作っていったので、西洋文明では想像も出来ないほど、国力は上がっていきました。それを統治する為、さらに有能な官僚たちによる高度な統治機構がどんどん機能していったのです。

    今では、普通選挙や平等な試験などはごく当たり前の権利ですが、この「科挙制度」が出来たのは、西暦500年代、つまり日本で言えば「古墳時代」から「飛鳥時代」のことなのです。まさに、当時の中国は世界最先端の文明を築いていたといっても過言ではないでしょう。
    つまり、このような古代中国で、政治だけでなく、この本に記載されているような素晴らしい思想家や哲学者達もどんどん出現し、彼らの思想や哲学もさらに高度に発展していったということも非常に頷けるところなのです。

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    2019年12月17日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    「またハーバードかぁ〜」と思いながら、中国のいろいろいる哲人の違いについて、頭を整理したくて、読んでみた。

    が、これが思いの外、いい本だったな〜。

    まずは、ある程度、自分なりに学んだつもりになっていた孔子の解釈からして、目から鱗だし。そのあとにつづく、孟子、老子、荘子となるほどな展開。

    そして、最後に衝撃なのは、荀子の解釈。荀子はいわゆる性悪説ということであまり人気がないというか、少なくても私は興味はなかった。が、これを読むと、荀子がもっとも自分の考えに近いことがわかってしまった。。。。。

    わたしは、別に性悪説ではないのですが。。。。

    なんだろう、荀子も人間の本性が「悪」であるみたいなことを言っているわけではない。

    「自然」という概念がかならずしも人間にとって素晴らしいものであるわけではなくて、人間が努力、改善して築いてけた文化・文明に注目している。

    そして、著者は、西洋の思考が、個人の本質、そしてそこにもとづく自己実現ということにフォーカスが行き過ぎていて、かえって人間を不自由にしているという。

    人間は、絶対の本質があるわけでもなく、世の中も決定論的な法則があるわけではない。世の中は不確実であり、人間もその状況のなかで変化するもの、ということを前提にしたほうが、人間って、自由なんじゃない?という感じ。

    つまり、これは社会構成主義の元祖ではなかろうか?

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    2019年10月09日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    東洋と西洋を比較して、東洋文化も素晴らしい思想があると紹介しているが、西洋上位と言う立場からの考え方だと感じてしまいました。我々には日常になっていることを再度見つめて、心の檻から脱出する重要性を感じます。嗚呼、日々に流されています、、、

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    2019年02月08日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    内容が難しく入ってこない部分も多々あったが、やはり東洋思想を学ぶことは人生をよりよくしていく1つの方法であると感じた。
    「人は、自分を知る人の数と同じだけの社会的自己を持つ」
    「自分をこういう人間だと決めつけるのは、全体の状況を感じ取る繊細さや返せる反応の幅や示せる善良さに自ら制限をかけることだ」

    まだまだ未知の自分がいて
    変わってていける、成長していける余地はまだまだあるから限界を決めちゃだめだと感じた。

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    2018年11月09日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    中国の思想家たちの考え方が纏まっているとは思うが、内容自体は哲学寄りで結構難しかった。でも現代人の人たちの悩みの大半と言われる人間関係も問題を解くきっかけとなる一冊ではないかなと思います。

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    2018年09月16日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    ハーバード大学教授による東洋哲学について孔子、孟子、墨子、老子、莊子、荀子の思想を体系的かつ人間の実生活において参考が可能なかたちでまとめられたもの。

    西洋的合理主義に走りがちな自分にとって、混沌と向き合い現実の些細なところからマインドセットを行動によって変えていく、そのために心、すなわち感情と理性、そしてそのベースとなる身体を鍛えていく、という部分非常に参考になりました。

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    2016年05月12日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    よかった!
    ビジネス書形式だけど早川ということもありかなり内容的にも濃い。社会貢献心とか「道」や善というやんわりした理想を失ったら人間終わりだな

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    2016年05月06日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    ネタバレ

    ハーバードの人生が変わる東洋哲学
    ──悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

    孔子、荘子、墨子、老子、荀子・・・
    東洋哲学ではなくて中国哲学入門という感じです。
    自我を全ての中心に据えて唯一神との絶対的な関係性を良しとする西洋哲学に比べ、中国哲学は道との相対的なものととらえるという大きな違いが理解できました。
    どっちが幸せというのは判定しづらいですが、どちらもメリット・デメリットがある気がします。
    哲学が人が幸せになることを目的とするならば、良いとこどりがよいのかもしれません。
    孔子の礼に対しての考えが、以前読んだ千利休の茶の湯の精神と同じ気がしました。
    何事も、澱んだり、儀礼化したりすればよいところは失われてしまうということ、頭の片隅に残しておくようにします。

    竹蔵

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    2026年06月04日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    硬さではなく柔らかさ
    道から外れて個別になるのでなく、道としてつながっている
    時間がたつと道から外れやすくなり、道から外れると硬くなる

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    2024年07月16日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    2024/01/08 読破

    一言:事象に対しての中国の思想家達の考えを学ぶことができ、私の理想は孔子ではなく荘子でもなく、老子でした。

    p139
    成果が上がり、仕事が成し遂げられると人民は「自分たちは自然にこうなのだ」と言う。
    老子は直接的な行動や露骨な作戦ではなく、劇的に異なる現実を実現させるための地ならしをする。

    p148
    強さは必ず、弱さで打ち破ることごできる。
    身の回りのあらゆるものを能動的に一つに織り上げることで、私たちが道をつくりあげる

    →自分の理想は、周りの皆が自主的に、自然と完遂する、そんな環境の作成が非常に望ましい。
    そんな環境の作成には、今あるもの・やることをまとめあげ、洗練するという行動を踏んでいくことを考えないといけない

    p201
    荀子曰く、人の本性は悪であって、それを善にするのは人為によるものだ、人の本性は生まれつき利益を好む傾向がある・・・

    →「自然のままの方がいい」というのは危険な観念

    自分は聖人を目指し、自分の理想を作るには環境を作る努力をする必要がある

    何か一つでも考えの軸が欲しい方・中国の偉人の考えを比較したい方や、考えに対しての考察を読みたい方はおすすめです。

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    2024年01月08日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    中国哲学の変遷を辿るような内容となっている一冊。
    名前を聞いた事も多いであろう、孔子や老子、孟子らの考え方を解説した上で、現代への取り入れ方も提示されている。
    ただ、思想家が章ごとに変わる関係もあってか各思想家の考え方全てを肯定するわけではなかった。

    これによって何度も読むことで理解を深める価値を生んでいる一方、直前まで自分が読んで良いと思っていた事や現代の社会通念への批判となってしまうこともあって、一度通読して落とし込むだけでも根気と時間が他の本より掛かった印象が強い。

    とはいえ多いに参考になる考え方が多数提示されていたので、いくつかの原典やそれに準ずる書籍に触れてから戻って読み直してみたいと感じた。

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    2020年07月01日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    西洋が作り上げてきた常識を疑い、儒家的思想に身を委ねることを薦める書だと解釈したが、いまいちよく理解できない。やや理想論に寄っているような印象を抱いた。

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    2019年09月30日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    中国思想・哲学を流れに沿って紹介してあります。
    一読して覚えようとするよりも、少し時間を置いて読むなど、何回かに分けた方が理解がしやすいかもしれません。
    日本人にとって儒教的思想は親しみやすいものなので、読んでいてさほど新鮮な感じはしませんでした。感覚的に何となく分かることが多く書かれていますが、中国思想を噛み砕き、新たに伝えようとする試みは評価できると思います。
    ヨーロッパの歴史なども併せて書いてある部分があり、勉強になります。
    印象に残ったのは、身分制度の根強かったヨーロッパに対して、中国の官吏試験は能力主義を採用し、平等な雇用のチャンスを与えたという意味で画期的だ、という話でした。

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    2019年04月16日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    印象的だったのは、自分探しの旅という言葉があるが、それは意味のないもの。なぜなら、人は個々の状況によって自分を取り繕いながら生きているので、普遍的な自分など存在するはずがない。自分探しの旅で発見できるのは、その旅での自分。

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    2017年08月13日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    2016/5/18e-honで購入。
    孔子と<礼><仁>
    <礼>とは、儀礼的行為でその役になり切り自分を変化させて行くこと。
    「お願い」と「ありがとう」を忘れてはならない。人々が行動を改めることなしに、変化は起こらない。そして、人々が行動を改めるには、小さなことからはじめなければならない。
    <仁>とは、
    孔子は、礼によってのみ仁を修養できると説いた。そのくせ、仁を実践する生活を送ってはしめて、いつ礼を取り入れ、いつつくり変えるかを体得できるとも言っている。

    孟子と<命>
    孟子にとっての命は、人生の偶然性を意味することばだった。
    日常レベルでささいな変化を起こすよういつも努力するという話だ。それができれば、自分のまわりにすばらしい共同体をつくることができ、そこで人々は繁栄する。

    老子と<道>
    心をしずめ、ストレスを和らげ、怒りをなだめ、すべてをつながったものととらえるあの境地に到達しつつある。心がしずまったとき、きみは道に近づいている。

    『内業』と<精><気><神>
    鈍化、純化
    孔子と孟子は、どうすればできるだけ充実した人生を送れるかをくわしくろんじた。『内業』の作者は、わたしたちでも自分自信を神格化できると説き、それがよく生きる方法だと教えている。ところが、つぎに登場する思想家、荘子は、人間を神格化しようとするかわりに、人間界を完全に超越することを呼びかけた。

    荘子と<物化>
    もし、ささいなことにも大きなことにもかき乱されなくなり、それを人生な刺激の一部として、おもしろがって受け入れられるようになったらどうだろう。もし、ものごとをあらゆる視点から眺め、それによって、起こるすべてのできごとが流転と変化の過程の一部だと理解できたらどうだろう。荘子のたとえにもどれば、このような視点の変化によって、わたしたちは真人になるはずだ。

    荀子と<ことわり>
    「あるがまま」がよいとはかぎらない

    最終章では、12、13世紀中国の官僚制は、真の能力主義組織になっていた。
    植民地化しつつあったアジアの領土を遅れた伝統的な世界と捉えもっと西洋のようになることで、ようやくアジアは解放されると考えた。
    ここに、私たちの歴史観に深いねじれが生じた。

    東洋思想を視点を変えて捉えた興味深い著書となっている。

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    2016年06月03日