飯田一史のレビュー一覧

  • 「若者の読書離れ」というウソ
    「若者は読書離れしている」という、一般に思われていることの否定が主な内容かと思いきや、それだけにとどまらず、ではどんな本が読まれているかという点も知ることができてなかなか面白い。朝読によって読書時間は増えているという認識は合っていたけれど、『ハリポタ』とかラノベのおかげで読書時間が長くなっているので...続きを読む
  • 「若者の読書離れ」というウソ
    すごく勉強になるが、私が活用する局面はなさそう。知らない世界を紹介してくれる本なので楽しい。

    表題に関係する、小中学生の読書量は減るどころか増えている(朝読の成果)という指摘には個人的には新鮮味は感じなかった。
    ただし、そうやって最近の世代で読書量が増えているのに、年齢が上がるに従って旧世代と大差...続きを読む
  • 「若者の読書離れ」というウソ
    卒論のために今読んでる本が当たりすぎた。
    これは卒論とか関係なくみんなに読んでほしい。
    活字離れっていうけど結局本ってそんなに読まれてないの?読書人口ってそんなに減ってる?KADOKAWAとか出版社は大丈夫なの?そもそも書店の売り上げって少ない?だったらTikTokのけんごの影響力は?などなど
    今ま...続きを読む
  • 「若者の読書離れ」というウソ
    「2010年以降小学生は月に10冊以上本を読んでいる」から始まり大変読み応えのある統計のまとめと考察だった。ぼくらシリーズが今も読まれていて懐かしく思ったり、コナン劇場版ノベライズの人気や、東野圭吾こんなに読むんだ、と驚いたり。
  • 「若者の読書離れ」というウソ
    若者の読書について、データによる実情も自分の感覚としても納得できるところが多く、フセンめちゃくちゃ貼って読んでました。
  • 「若者の読書離れ」というウソ
    学校読書調査などデータを元に中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのかを述べる。
    中高生の読む本を3つのニーズ4つの型に分類し、具体的に作品を読み解くなどわかりやすく興味深い内容。本好きによる視点ではない捉え方に納得させられた。

    ここで取り上げられている中高生に人気の本や、中高生の好む傾向の本を...続きを読む
  • 「若者の読書離れ」というウソ
    いまの中高生がなにを読んでいるのか
    客観的なデータをもとに解説してくれている。
    個人的には小学校中学年〜中学生の男子に絶大な人気を誇る、小説版「星のカービィ」についての考察が面白かった。いままでそんなところに突っ込んで考えてくれた人、いなかったんじゃないかな。
  • 読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~
    大好きな漫画家で藤田和日郎さんという方がいるのですが、その方が書く、創作論です。
    どのようにしたら面白い漫画が描けるか、というのがかなり丁寧に書かれています。
    新人アシスタントに教える、というていで書かれているので、藤田さんの漫画のように少年漫画の王道が、どうやれば描けるのか、話の作り方やキャラの立...続きを読む
  • 読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~
    漫画家になるつもりはないけど、アイデアの出し方であったり、転用できそうなことがたくさん書いてあって感動した。何よりも、自分の外の世界とのコミュニケーションを大切にしようと思った。
  • いま、子どもの本が売れる理由
    これはなかなかに興味深かった。最初の方、児童書の歴史についてはちょっとかったるかったけど、後半、具体的な作品のいちいちについての論考は、どんどん読まされる求引力があった。ジャンプ、コロコロ、ちゃおについては、なるほどって感じ。以下の各書は、子どもに勧めてみたいと思えたもの。それにしても、確かに言われ...続きを読む
  • いま、子どもの本が売れる理由
    書名を聞いて「え?そうなの?」と思う人が
    多いと思います。

    出版不況、少子化、読書離れ、などと色々言
    われている中で、本が売れている状況という
    のは想像できないと思います。

    ところが実際には14歳以下の人口一人あたり
    の書籍購買額が、20年前より倍増していると
    いうのです。

    言われてみますと、...続きを読む
  • いま、子どもの本が売れる理由
    かいけつゾロリがなぜ子供たちに読まれるのか、おしりたんていが人気な理由、小学校女子に12歳。という本が支持されている理由、が分析されている。ほー。
    勉強になりました。
  • いま、子どもの本が売れる理由
    幅広い文献にあたり、事実を積み重ね、子どもの本の実像に迫っている。古い時代の児童書の歴史は他書で学んでいたが、最近の事情、国外の事情は初めて知ることが多かった。独特の市場であることもよく分かった。
  • いま、子どもの本が売れる理由
    子供に関する小説や漫画を戦後から振り帰ったり、編集者の戦略を紹介したり、と、楽しくあっという間に読めてしまう本ですが、P353と、かなり分厚い本ではあります。

    私自身としては、今の子供たちが、
    どんな本を読んでいるのかな?ってのを
    知りたいだけの軽い気持ちだったのですが

    今までに売れた、漫画、小...続きを読む
  • 読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~
    仕事場で売れっ子漫画家がアシスタントに話しかける体裁で進められる仕事論的な教育方法論。研究室や院生部屋の存在価値、あるいはメンターとしてどう振る舞うかなどを考えさせられる。オススメ!
  • 読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~
    「うしおととら」
    「からくりサーカス」
    の作家が語る
    人づくりの本

    ほっとかない
    ほっとけない
    うざったいほどに温かな人柄が伝わってくる。

    だから
    氏の作品は
    人の心を強く揺さぶるのだろうなあ。
  • 読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~
    少年漫画の最前線の作者の言葉

    創作している人のぶつかる壁に対しての一流プロの視点がとても勉強になった
  • ウェブ小説の衝撃 ──ネット発ヒットコンテンツのしくみ
    ありとあらゆる所で徹底的にバカにされ軽んじられてきた(なろう系を始めとする)ウェブ小説なだけに、ここまでそれを全面的に肯定して書かれている本を読むのはとても楽しかった。

    根拠の取り揃え、考察と、その説得力において非常に納得の行く内容で有り良書に感じる。2016年の書籍なので現在は更に状況が変わって...続きを読む
  • 読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~
    これは藤田和日郎から、漫画を愛するすべての人へのラブレターだ。
    藤田和日郎が全力で愛してるぜって言ってくれる。
    こんなの泣くっての。

    どんな種類でもいいのですが、クリエイターなら一回読むといいです。
    こんな師匠が身近にいたらなあって思わずにはいられないですよ。
  • 読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~
    2017/6/18
    発売すぐに買ったけど読むのは今頃。
    読者だけど読んじゃいました。
    前から熱い人だとは思っていたけどやっぱりめちゃくちゃ熱い人でこっちまで熱くなった。漫画化志望じゃないのに。
    好きなもの人に言わなくなったもんな~
    熱く語るなんて滅相も無い。
    人に心のうちを見せるのが怖くて怖くて避け...続きを読む