安間伸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
税金とか
NISAに入れたらいい株式とか
株をちょっと囓ってもう少し知りたい人にいいかも。
NISAに最も有効活用できるのは着実な値上がりが狙える新旧バフェット銘柄。ミドルリスク・ミドルリターン。
【個人投資家の税務戦略8カ条】
①貯金はなるべく減らすまたはスイープ口座を利用。
②一年以上は使わないが絶対損したくない資金は個人向け国債
③NISAには着実に値上がりが狙える銘柄を入れる
④普通の人は株式グループで投資
⑤債券はETFで
⑥総合課税よりも分離課税を選択
⑦コストに注意を払う
⑧特定口座の申告不要制度を利用する。1年で20万以上稼ぐならコレ
★雑所得は税率が高い上に損した時の救済が -
Posted by ブクログ
2003年に出版された本なので、税制は現在とは若干異なる。
これを読むと日本の税制は行き当たりばったりで、とにかく取れる所から取って確保しようと言う思考だと言うのが良くわかる。
だから、金利が変更したり、新しい金融商品が出るたびにどう分類するのかを悩むと言う事になる。
そのような不毛な場当たり的な対応をやめる仕組みとして、著者の提案は、複雑で自分を含め普通の人にはまず理解できない上に矛盾も多い現在の制度と比較して、誰でもわかりやすく、長い目で見て税収が上がる可能性が高い方法だと思う。
でも、勤労所得と資本所得共に同じ税率にすると言う事は、マネーゲームで汗をかかずに大金を手に入れる事を批判 -
Posted by ブクログ
ネタバレこのシリーズの1、3は、「全ては裁定だ」とか心に残る表現も多く、とてもよかった。2もよかった。
本書はいたって凡庸。どうでもよいことは思い切って省く、というスタイルで読みやすい内容にはなっている。1ドル120円が75円になるって、実質デフォルト(クズ通貨を掴まされている)なんだから喜んでる場合じゃない、とか、よい表現も多い。
でも、内容的には
1)優良株のバイ&ホールド
2)ロングショート
3)エクスプロージョンのオプション戦略
という、時間軸の長さが異なる三つの戦略について説明されているだけ。単なる方法の説明、という感じで、これまでのシリーズ作のように考え方を説明したものではない。
悪くはな