上明戸聡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本が出版されると聞いたとき、正直「やられた!」という気持ちがしました。それぐらい僕にとっては「ツボ」にはいる本でしたね。こういう宿こそが本当に僕が泊まってみたいところです。
僕がこの本の元ネタとなったブログの存在を知るきっかけになったのはいつも行っている「東京DEEP案内」という「お好きな方にはたまらない」サイトの中にブックマークされていたのでなんじゃらほいといってこのサイトに行ってみたのがきっかけでした。「ボロ宿」と呼ばれるひなびた感じの宿の外観および内装の豊富な写真と、筆者独特のこだわりが出ていて、とても好感が持てたことを覚えています。それがライブドアのブログ奨学金の対象となり、こうして書籍化されるようになり、うれしいのが半分。そして、彼は僕と大体同じ時期にブログを始めたという記述を見て、複雑な気持ちになったというのが半分でしたね。
でも、内容は文句なしに僕の「ツボ」に入ってきて、全編を通して楽しく拝読できました。僕もこういった宿にはここに掲載されてあるものではありませんが、2・3箇所泊まったことがあり、もし一人で泊まるのだったらこういうところがいいなと、感慨を深めた次第でございました。このブログを作るために作者はどれだけのコストをかけて作ったんだろうと考えると、書籍化しても元は取れないのではなかろうかと読んでいてそんなことを老婆心から考えてしまいました。まぁでも、個人の趣味志向ですから僕がとやかく言うことではないんですけどね。
ここに掲載されている宿の多くは今ではそんなに見向きはされないのかもしれませんが、作者同様、僕も大変好きなので、できることならば、こういうところに常伯できるような経済力と時間がまたできたときに、この本をデイバックに忍ばせて、こういう宿をさ迷い歩いてみたく思っています。そして、筆者も言っていますが、こういうところで出される食事は、ボリュームがあって安くておいしいものが多いので、そういうものに出会うことも、楽しみの一つになると思います。 -
Posted by ブクログ
2011年書籍化した「日本ボロ宿紀行」の改訂版。
旅館、湯治宿、商人宿、民宿等・・・ボロ宿と銘打っているけど、
歴史を経た内装、少人数の経営の人情溢れる宿ばかり。
土地に歴史あり、宿にも歩みがある。
カラーグラビア16ページ
第一章~第十四章で宿を旅行記で紹介している。
「日本ボロ宿紀行」の改訂版ということだけど、
「~2」も含まれているような~。
それらは確かに古びた宿だけど、
モダンでロマンでノスタルジックな宿です。
読み易く、宿も旅も楽しんでいる感がある文章が良く、
写真に写り込んだ内装や建具、コタツなどに心惹かれてしまう。
宿の人との会話も良く、宿の歴史やエピソード、その土地に
ついての歴史や情報、そして心遣いがたっぷりで、
心地良かったです。食事も美味しそう。
伊豆の長八の鏝絵がある「長八の宿」は実際に泊まってみたいし、
ラブホテルを改装したビジネスホテルなんてのも、
なんか面白そうで興味惹かれました。 -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 昔の姿を残す青森の湯治宿
第2章 花巻のお馴染み宿から、遠野へ
第3章 つげ義春ゆかりの宿を訪ねて西伊豆へ
第4章 忍者の里をさまよい歩く
第5章 伊勢から鳥羽へ歴史を訪ねる旅
第6章 四国から瀬戸内を渡って尾道へ
第7章 鳥取の限界集落と出雲への旅
第8章 熊本の日奈久温泉から鹿児島へ
第9章 雪国を旅する
第10章 震災後の東北を巡る旅
第11章 北関東で見つけた貴重宿に泊まる
第12章 熱海から小田原へ昭和レトロを求めて
第13章 町にも宿にもドラマあり
第14章 瀬戸内海の風と光に魅せられて
<内容>
おそらく10章以降が細く部分か?なんとなくうらやましい旅であり、自分にはできない旅だ。このように宿以外が無目的には旅はできない。