上明戸聡のレビュー一覧

  • 日本ボロ宿紀行 懐かしの人情宿でホッコリしよう

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    「ボロ宿」とはありますが、古い建物への愛を
    感じる内容です。

    高級旅館は昔からの佇まいを残していて当然
    ですが、この本では安くて庶民的で、でも昔
    ながらの施設で頑張る地方の小さな小さな旅館
    の訪問記です。

    この本にも絶滅危惧を懸念する人の叫びが万人
    の共感を得ることは間違いないです。

    消えてしまいそうなものでも、皆愛しているはず
    なのに、無くなりつつあるのは何故なのでしょうか。

    ボーっと生きている人が増えたからなのでしょうか。

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    2019年12月05日
  • 日本ボロ宿紀行2

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    書かれてる世界に憧れるのは勿論なんですけど、文章がいいんですよ。なんとも飄々としていて、出てくる人が全部「おっちゃん」「おばちゃん」で統一されてるのもすごい。

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    2019年09月13日
  • 日本ボロ宿紀行 懐かしの人情宿でホッコリしよう

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    この本が出版されると聞いたとき、正直「やられた!」という気持ちがしました。それぐらい僕にとっては「ツボ」にはいる本でしたね。こういう宿こそが本当に僕が泊まってみたいところです。

    僕がこの本の元ネタとなったブログの存在を知るきっかけになったのはいつも行っている「東京DEEP案内」という「お好きな方にはたまらない」サイトの中にブックマークされていたのでなんじゃらほいといってこのサイトに行ってみたのがきっかけでした。「ボロ宿」と呼ばれるひなびた感じの宿の外観および内装の豊富な写真と、筆者独特のこだわりが出ていて、とても好感が持てたことを覚えています。それがライブドアのブログ奨学金の対象となり、こう

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    2011年12月06日
  • 日本ボロ宿紀行 懐かしの人情宿でホッコリしよう

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    行こうと思った宿がこの人のブログに載っていたんです。で、気付いたら本になっていたんです。
    いやとても貴重です、こういう観点で宿を紹介してくれたりする人。お蔭でボロ宿の経営が救われ結果ボロ宿が世に残り続けてくれるならこんなに嬉しいことはないです。
    いやー、行きたい。もう全部行きたい。ボロ宿は元娼館、ってのが多いのもまたそそる。

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    2011年07月31日
  • 改訂版 日本ボロ宿紀行――懐かしの人情宿が“旅心”を刺激する

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    もう閉業してるところもあるけど、温泉宿は一度行ってみたいところが多かったです 今はなき新むつ旅館にも、この本をきっかけにして女将が元気な時に行くことができて幸運でした

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    2024年01月21日
  • 改訂版 日本ボロ宿紀行――懐かしの人情宿が“旅心”を刺激する

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    2011年書籍化した「日本ボロ宿紀行」の改訂版。
    旅館、湯治宿、商人宿、民宿等・・・ボロ宿と銘打っているけど、
    歴史を経た内装、少人数の経営の人情溢れる宿ばかり。
    土地に歴史あり、宿にも歩みがある。
    カラーグラビア16ページ
    第一章~第十四章で宿を旅行記で紹介している。

    「日本ボロ宿紀行」の改訂版ということだけど、
    「~2」も含まれているような~。
    それらは確かに古びた宿だけど、
    モダンでロマンでノスタルジックな宿です。
    読み易く、宿も旅も楽しんでいる感がある文章が良く、
    写真に写り込んだ内装や建具、コタツなどに心惹かれてしまう。
    宿の人との会話も良く、宿の歴史やエピソード、その土地に
    つい

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    2023年06月30日
  • 日本ボロ宿紀行

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    単行本の時から読みたいと思っていた本。この度、文庫化されたので購入。どれもが東日本大震災や熊本地震の起きる前に訪れた宿を紹介している。ボロ宿は、単独行だからこそ当り外れも自己責任で楽しめるものだ。明治、大正、そして昭和の宿でさえ廃業の憂き目にあっているものが多く、貴重な紀行文になると思われる。

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    2019年12月13日
  • 日本ボロ宿紀行2

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    第2弾です。
    まだまだ探せば、特に地方には古い趣の旅館は結構
    あるもので、ネタには困らないのでは?と思いまし
    たが、どうやらこの2巻目で終了のようです。

    おそらく内容がワンパターンになってきたのでは
    ないかと推察します。

    しかし、こういう旅館があるということは、昔は
    そこそこの賑わいがあった場所なので、今はうらぶれた
    観光地であっても「まだ見ぬニッポン」という魅力を
    レポートした新しいジャンルの紀行本シリーズに
    なったかもしれないのが残念です。

    マニアックな外国人にも受けたのでは?

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    2019年12月06日
  • 日本ボロ宿紀行

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    上明戸聡(かみあきと あきら)著「日本ボロ宿紀行」、2017.7発行。このタイトルは誤解を与えると思いますw。著者はボロ宿と称してますがとんでもないです。長い風雪に耐えてきた趣きのある(古いw)宿の紹介です。昭和の時代には日本各地に沢山残っていた記憶があります。平成、令和、いつまでも続いて欲しいと思っています。郷愁を感じさせるとともに、落ち着いた魅力を醸し出しています。明治の遊郭が転業した八戸の「新むつ旅館」、湯治宿そのまま花巻の「藤三旅館」、民話の町レトロモダンな遠野の「福山荘」など。

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    2019年08月25日
  • 日本ボロ宿紀行

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    初っ端が地元の宿。
    子供の頃から外見は見たことはあったが中がこんなに豪華だったとは知らなかった。
    建物には歴史があるとしみじみ思った。
    筆者の丁寧な言葉遣いも良かった。

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    2018年05月11日
  • 日本ボロ宿紀行2

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    土地に歴史あり、宿にもある。
    いわゆる商人宿・・・ボロ宿と銘打っているけど、
    歴史を経た内装、少人数の経営の人情溢れる宿ばかり。
    旅行記と併せて、行ってみたい、泊まってみたいと
    思ってしまう文章が良いんだな~。
    写真の入れ方も良く、宿の好さが明瞭。

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    2017年10月26日
  • 日本ボロ宿紀行 懐かしの人情宿でホッコリしよう

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    風情がある古い宿を紹介して、大変面白かったです。
    いつも、旅行に行く時に通り過ぎる古い、旅館など、とまったら、
    どんな感じと思っていました。

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    2013年01月20日
  • 日本ボロ宿紀行 懐かしの人情宿でホッコリしよう

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    元ネタは同名のブログです。嗜好に非常に共感できて、とても楽しく読めます。
    ただ、写真は、ブログに載っている分にはなんとか見られる、商用印刷になると、ちょっとつらいレベルのものが多いのが残念です。
    ボロ宿というのは、悪口ではなく、古びたものが好きな著者の愛情表現のようです。お風呂に旅館の主人や子どもが入っていたり、お酒が用意出来なかったり、美人女将が現れたり。ボロ宿あるところ、ボロ宿が成立できる地域性もあるのでしょうか。周辺散策も気取らず愉快です。ボロ宿だけでなくて、その周辺にいる人に会いに行く旅。いいなあ。

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    2011年12月29日
  • 改訂版 日本ボロ宿紀行――懐かしの人情宿が“旅心”を刺激する

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    <目次>
    第1章  昔の姿を残す青森の湯治宿
    第2章  花巻のお馴染み宿から、遠野へ
    第3章  つげ義春ゆかりの宿を訪ねて西伊豆へ
    第4章  忍者の里をさまよい歩く
    第5章  伊勢から鳥羽へ歴史を訪ねる旅
    第6章  四国から瀬戸内を渡って尾道へ
    第7章  鳥取の限界集落と出雲への旅
    第8章  熊本の日奈久温泉から鹿児島へ
    第9章  雪国を旅する
    第10章  震災後の東北を巡る旅
    第11章  北関東で見つけた貴重宿に泊まる
    第12章  熱海から小田原へ昭和レトロを求めて
    第13章  町にも宿にもドラマあり
    第14章  瀬戸内海の風と光に魅せられて

    <内容>
    おそらく10章以降が細く部分か?なん

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    2023年07月14日
  • 日本ボロ宿紀行 懐かしの人情宿でホッコリしよう

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    旅行記として、宿の様子や女将さんとの会話がたっぷり載っているため旅情を掻き立てられて楽しい。何ヶ所か行ってみたい場所もできた。

    ただし、時折り著者の思想やわがままが垣間見えてがっかりする部分も。

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    2023年02月20日
  • 日本ボロ宿紀行2

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    第1弾を読んで続編を購入したのに、本書のです・ます調の文章に、小学生の作文のような稚拙さを感じてしまった。「ボロ宿」の定義は難しい。明治・大正・昭和の旅館は、ネットで予約できない宿が多く、絶滅危惧種だ。本書では民宿も紹介されているが、自分的に旅行先の宿に民宿を選ぶことはないな~

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    2020年10月05日
  • 日本ボロ宿紀行

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    ネタバレ

    筆者の表現がたまに辛辣で、え?大丈夫??と思ったけど自由が売りなんでしょうね。
    中の白黒写真の画素が荒すぎて老眼の私にはつらかったけど行きたい場所や泊まってみたい宿がたくさんありました。
    男だから泊まれる場所もあるのかなぁ

    筆者さんにおきましてはこれからも自由にのびのびボロ宿堪能してほしいと思いました。

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    2019年08月24日
  • 日本ボロ宿紀行2

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    <目次>
    第1章  雪国を旅する
    第2章  震災後の東北を巡る旅
    第3章  北関東で見つけた貴重宿に泊まる旅
    第4章  熱海から小田原へ昭和レトロを求めて
    第5章  日本の真ん中で宿三昧
    第6章  映画「犬神家の一族」における坂口良子様の足跡を訪ねる信州旅
    第7章  町にも宿にもドラマあり
    第8章  歴史に思いを馳せる西日本の旅

    <内容>
    『ボロ宿』シリーズ第2弾。読んでると行きたくなるけど、共用の小さな風呂とかトイレとかはな…(と言っても、自分も大分の長湯温泉ではそういう宿に泊まったが…)。門司とか上田とか「ボロ宿」でもいいかな?

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    2017年09月17日
  • 日本ボロ宿紀行 懐かしの人情宿でホッコリしよう

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    ボロ宿=古くて汚いというイメージですが、ここで紹介されている宿は、ただボロいのではなく古くても趣があったり、ゆったりとくつろげる感じの宿だったり色々でした。綺麗で快適な宿も良いけれど、ボロ宿にも泊まってみたいなぁと思いました。

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    2015年08月31日