柳本通彦のレビュー一覧

  • 明治の冒険科学者たち―新天地・台湾にかけた夢―
    日本と台湾の関係について書かれた本は多いが、これは台湾領有初期における3人の人物を中心に据えたもの。
    タイトルに「明治の冒険科学者たち」とあるように、本書は明治という時代の一つの典型として伊能や森、田代をみている。ジャーナリストで台湾滞在歴も長い著者なだけあり、伊能嘉能以外は割とマイナーな人物である...続きを読む
  • 明治の冒険科学者たち―新天地・台湾にかけた夢―
    [ 内容 ]
    日清戦争の勝利で獲得した悲願の植民地・台湾。
    当初、台湾統治のために一線級の若きエリート官吏が送り込まれる一方で、未知の島・台湾に滾るような野心と探求心を抱いて乗り込んだ若き科学者たちがいた。
    柳田国男に多大な影響を与えた「台湾学の祖」伊能嘉矩。
    ジャングルを切り開きアジア屈指の熱帯植...続きを読む