桑子敏雄のレビュー一覧

  • 何のための「教養」か

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    内容について深く理解するには至らなかったっていうかほとんどわかんなかったし、そもそもこれ教養についての本なのかってレベルで何が書いてあったんだっけ…
    ともかく教養は身につけておいて損はない、時にそれは命綱になるから。

    その時その時で深く物を考えられる?
    物事を正しい目線で見ることができる?

    大切なのは真実に向かおうとする意思だと考えている…それさえあればたとえ今日はダメでもいつかはたどり着く…向かっているわけだからな…違うかい?という。

    なんかそれっぽいなって思って手に取った本だったけど、確かにそれっぽい内容だったしそれっぽいものが身についたような気もする。

    すぐれた選択ができる人…自

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    2023年01月24日
  • 何のための「教養」か

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    「教養は幸運なときには飾りであるが、不運ななかにあっては命綱となる」とアリストテレスは言ったらしい。また、科学的能力の「ソフィア」と思慮深さの「フロネーシス」がある。現代社会において、前者のみが重視されているきらいがある。

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    2021年03月07日
  • 何のための「教養」か

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    「教養とは、幸運なときは飾りであるが、不運なときは命綱となる」アリストテレス
    この言葉を知ることができただけで、読書の目的は達成された。
    命綱、つまり人間の根っこの部分であり、それは環境が悪化したときも樹木が朽ち果てないかのように、自分自身をしっかりと支えるものである。

    書店に行けば「教養としての●●」といった書物がゴマンと並んでいる。言葉は悪いが、いかに社交場でマウンティングに寄与するかといった、「根っこ」ではなく「花」の部分を彩る知識ばかりである。

    短いながら冗長に感じてしまったので星4としたが、読むに値する書籍である。

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    2021年01月16日
  • 何のための「教養」か

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    「教養とは幸運なときは飾りであるが、不運のなかにあっては命綱となる」
    古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉です。

    筆者は東京工業大学リベラルアーツセンターの初代センター長。ジャーナリストの池上彰さんを東工大に誘われた方でもあります。

    東工大の多くの教員は、リベラルアーツセンターを、学生たちが将来海外で働くにあたって恥をかかないための「教養」を身につけるところと考えていましたが、桑子さんはこうした「教養」は飾り物でしかないといいます。

    再びアリストテレスを引きます。
    人類が直面する危機的な課題に立ち向かおうとしているとき、人は専門家として対応できても、一人の人間として対応できるとは限ら

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    2019年12月18日
  • 何のための「教養」か

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    知的対話でこそ教養が築かれる。問題解決に向けた対話が大切。教養は平時は飾りだが、選択を迫られたときや危機の時は命綱となる。

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    2022年10月18日
  • 何のための「教養」か

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    言わんてとしてることはわからないでもない。いざという時に教養があるとなしとでは人間として色々な捉え方などに違いがでますねと。大学の時教養をつけておけば良かったなぁ。。

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    2022年02月06日
  • 何のための「教養」か

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    何のために教養を身につけるのか。著者の言わんとすることはよく解る。あとは自分がどう解釈するか。
    以下、印象的な二文。
    『教養は幸運なときには飾りであるが、不運の中にあっては命綱となる』
    『真の教養は、内面から学びたいという意欲のもとで身についていく。』

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    2021年08月21日
  • 何のための「教養」か

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    2020年3冊目。満足度★★★☆☆ 著者の「教養」にかかる考察の結論:「教養とは、すぐれた選択を導く総合的・統合的な知であり、思慮深さの基礎である。」

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    2020年01月16日
  • 何のための「教養」か

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    ネタバレ

    哲学と教養がかなり近いものかどうかは置いておくとして。
    教養とは、優れた選択を導く総合的統合的な知、という定義が共有できるかどうかはそれなりに難しい。思慮深さの基礎になるもの、のほうが共有しやすいかな。思慮深さを求める社会ではないようにも思うが。

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    2019年10月24日