藤重佳久のレビュー一覧

  • やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法

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    久しぶりの五つ星。素晴らしい本だった。
    吹奏楽の指導者として輝かしい実績を持つ、藤重佳久氏。
    いまは九州一円のイベントに携わったりもしている。
    藤重氏の最大の特徴は次の3点。
    ・試行錯誤する力
    ・ポジティブな質問力
    ・生徒に気付かせる力
    素晴らしい指導者は、生徒一人ひとりを見る観察力や生徒に合った言葉をかける励ます力など、多くの能力を兼ね備えている。
    しかし、私が氏の真骨頂だと思ったのが上記の3点。
    本書では詳しく書かれていないが、昔は生徒を叱ることがメインの指導者だったようだ。それでは生徒が育たない。
    そこで、勉強し、試行錯誤しながら、いまの独自の指導法にたどり着いた。
    本書の中で氏は明確に

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    2019年09月23日
  • やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法

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    文字が少なめなのでするする読める。オケや仕事でも参考になる言葉がたくさんあり、大いに役立ちそう。毎日日誌を自由に書かせるという方法は、仕事で言うなら、日報の「今日の一言」みたいなものかな。業務関連の報告だけでなく、そういう「余白」もないと、人間、息苦しくなる。内容は十分良いのだけれど、本のタイトルは、出版社の販売戦略が見えるように思えてあざとい感じがして、もうちょっとなんとかならなかったものかと思ってしまう。

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    2018年08月14日
  • やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法

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     テレビでも放送されましたね。全国大会に出場するような学校は、ここまで指導されているのだなと、改めて感心しました。

     書かれていることは、特に目新しいことはないように思います。あいさつや返事、受け答えの指導であったり、声の掛け合いであったり、笑顔であったり、どの部活でも実際にやられているものが多いと思います。

     ただ、徹底的にやっていることは間違いないようです。どれもここまでやるのかというレベルです。
    「わかる」で終わってはいけない。「できる」を目指す
    「ほめる」から「気付く」
    仲間づくりが音楽づくり
    など、小見出しを眺めるだけでも、その徹底ぶりが分かります。

     学校の部活でどこまで目指

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    2018年05月06日
  • きばれ!長崎ブラバンガールズ 藤重先生と活水吹部7か月の奇跡

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     長崎県の活水中学校・高等学校の吹奏楽部のドキュメンタリー。

     長崎県の活水中学校・高等学校の吹奏楽部はごく普通の無名校。ところが、福岡の強豪校、精華女子高等学校を定年退職した藤重佳久先生が活水にやってきた。
     その2015年4月から、活水はまさにミラクルを起こす。そしてその年、県大会、九州大会をゴールド金賞で、全日本吹奏楽コンクールへ出場を果たす。なぜ奇跡とも言えるような活躍ができたのか。

     藤重先生の指導の肝、また部員たちがどのように努力してきたのかが、書かれています。

     部活動はまず人間教育であること、何よりも人柄のよい人間になることが大切だと藤重先生はおっしゃいます。
     書かれて

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    2017年02月16日
  • きばれ!長崎ブラバンガールズ 藤重先生と活水吹部7か月の奇跡

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    ブラスバンドの指導者として有名な藤重先生が、福岡の精華女子高校から、長崎の活水高校にやってきて、弱小だっだ活水吹奏楽部をあっという間に全国大会に連れて行った7ヶ月の話を描いたお話。ブラスバンドや音楽に詳しくなくても、先生の熱意や部員たちの苦悩やがんばりがありありと感じられて、コンクールでの演奏はまるでその場にいるような臨場感。思わずyoutubeで「ルイ・ブルジョアの讃歌による変奏曲」を検索してしまうほどでした。
    青春って、いいなぁ。

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    2017年01月31日
  • やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法

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    ネタバレ

    なぜかサラッと読めてしまう一冊。目新しい指導法は特に無い。しかし、それをきちんと、一人ひとりをよく見ながら徹底してるところにこの先生の良さがあるんだろうなぁ。

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    2018年07月24日
  • やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法

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    藤重さんは、学生吹奏楽の指導者として著名な方で、現在は長崎県の活水学院で吹奏楽団の総監督を務めています。

    過去には福岡県の精華女子高の吹奏楽部顧問を務め、全日本吹奏楽コンクールで19回出場のうち金賞10回と、全国トップクラスの実績を誇ります。

    本書は、その藤重さんの考え方、生徒との接し方、指導法などを、まとめたものです。

    とはいえ相手は中高生。毎年入れ替わり、一人ひとり異なり、絶対という方法、正解はありません。

    藤重さんは、だからこそ一人ひとりを向き合っていくことが大事と説きます。

    テクニックも藤重さんだけが教えるわけではありません。時には刺激を与える意味で外部の音楽家に委ねることも

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    2018年01月21日
  • やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法

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    技術的なお話よりも、指導者としてのマインドのお話が多く、とても参考になりました。指導者の技能も様々です。少しでも生徒のためになるような指導者になりたいと改めて感じました。

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    2024年06月23日
  • やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法

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    活水学院の吹奏楽部を指導して全日本吹奏楽コンクールまで必要させた指導法をまとめた本。
    本のタイトルは奇跡の指導法となっているが、極めて基本的な指導方法がまとめられている。
    魔法のような指導方法はなく愚直に基本的に指導することが大事であることをが改めてわかった。
    自分の子供や会社の部下に対してやる気と能力を可能な限り引き出せるよう、粘り強く指導を行っていきたい。

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    2020年11月01日
  • やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法

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    名門精華女子高等学校の吹奏楽部の顧問を35年間務めた藤重佳久先生の本。
    長年ピアノをやってきた身からすると、超強豪校の割に意外と普通の練習をしているのだな、というのが率直な感想だ。普通と言っても毎日100人を超える部員の日誌を読むとか、毎日帰宅後にその日最後の練習の録音を共有して聴くことができるようにするとか、やれば確実に伸びるのはわかっていてもなかなかここまでやれる先生は少ないと思う。
    著者も書いているとおり、音楽は楽譜がすべてではない。
    もちろん楽譜の指示した音や強弱記号を演奏することは絶対条件であるが、そのうえで細かいニュアンスであったり表情をつけて初めて音楽になる。
    本書に書いてある指

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    2019年10月07日
  • やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法

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    指導の極意は心の底から好きにさせること
    人間性の凡事徹底
    マニアックな、好きなことを徹底できる人間に
    実践と検証
    認める ほめる 励ます

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    2018年01月08日