沢田健太のレビュー一覧
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個人的には,大賛成する箇所がたくさんあり,是非学生さんに一読をおススメしたい良書です.特に気になった点は,
・大学キャリアセンター職員は,学生のリストカットを心配している.
・やっぱり「生活習慣」がきちんとしていることが大事.
の2点でしょうか?私自身が常日頃から学生さんと接して痛感していることを的確にご指摘いただいていることに感謝です.リストカットというと,ちょっと過激に聞こえてしまうかも知れませんが,就職活動に限らず,大学生活は何かと精神的に不安定になりやすく,精神面のケアは本当に大切だと思います.
大事なことは,精神面をどうケアするのか?です.相談に乗ることはもちろん大事ですが,そ -
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かつて就職部と呼ばれていたが、今や多くの大学で名称変更されているキャリアセンター。そのキャリアセンターの実態、就職活動のサポート・支援のみならず、キャリア教育などいう壮大かつ得体の知れない教育までをも背負い込まなければならないキャリアセンターの苦難と現状、抱える問題等が、赤裸々に紹介されている。
この長期不況が続く就職難の時代、就職活動支援・サポート業務だけでも大変な部署なのに、キャリア教育までとは・・・。そして、その得体の知れないキャリア教育にこまねいている大学キャリアセンターに群がる業者・コンサルタントなどの類の話など。
本書末に大学生をもつ保護者に向けた筆者のアドバイスには、賛同すること -
Posted by ブクログ
メディアセンターに購買申請を断られたので自分で買って読んだ本。
断られたくらいなのでアカデミズムから程遠い内容なのかしら、と覚悟して読んだものの、以前流行した『就活のバカヤロー』より何倍も的を射ていて面白かった。
あの著者はライターだったが、この本の著者は企業に務めた後の大学キャリアセンター職員。しかし、後者の方が教養があったように思える。
肝心の内容も面白かったし、意見も共感できるものが多かった。
理想と現実の両面を知っていないと書けない文章だなと。
個人的には、最後の保護者に関する章で、「私が保護者だったら子供を会社の飲み会に連れていく」という意見が新鮮で印象的だった。
確かに、会社人 -
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就職活動ではネタが必要、ではない。
志望理由の大前提は、うそでもいいから改革意欲、次に協調性。
キャリアセンターは大学事務の花形。
なりたいなら若いうちに引っ越しも辞さず片っ端からエントリー。
大学は職業指導を行わなければならない。進路調査票は卒業証書と引き換え、キチンとデータは取れている。
例外でも実績は長々と大学案内に載る。
ナビサイトが終活を膨張させた=重い書類選考。文字数が多い。コピペか「みんなの就活」を参考につくる。
ナビサイトは、学生を絞れる。
大学名を気にする。仕事が高度化している、人事があとから文句を言われたくない。
外食と小売は、人当たりの良さを重視。大学名はあまり気にし