高作自子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
様々な視点から『これぞ奇書!』と言える本を集めた本。語られるテーマは、本の形や材質・大きさといった本の形状、または、暗号・科学・宗教といった記述された内容など。カラー写真や挿絵が豊富なので眺めてるだけでも楽しい。
「木の本」や角本やバイオリンに書かれた戦時日記と言った、いわゆる『本』の形ではない本、蛇・鳥・犬・スイギュウ・山羊・牝牛等の動物の毛皮を使った本は見た目のインパクトが凄い。
人皮装丁本が作られる経緯や、血で書物を書く伝統があることには吃驚した。そういう書物を作ることに意味があるのだろう。
息で吹き飛ぶぐらい小さい本や2メートル程の大きい本は読むのに苦労しそう。「豆本」は人間 -
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Posted by ブクログ
古今東西の珍本を一部は写真付きで紹介した本。
本書をユニークだと感じたのは、骨や粘土板に文字を刻んだものや、服に文字を書いたもの等も「本」として紹介していることと、本そのものではなくタイプライターまでも紹介しているところ。ここでは、日本の漢字タイプライターも紹介されている。
日本ついでに言えば、本書では江戸時代に書かれた作者不詳の「屁合戦絵巻」と、国宝絵巻「地獄草紙」、歌川国芳が描いた「南総里見八犬伝」と中国の「水滸伝」の挿絵が紹介されている。
加えて個人的にうれしかったのは、いまだ解読されていない謎の文字で書かれた「ヴォイニッチ手稿」と、アウトサイダーアートで有名なヘンリー・ダーガーの -
Posted by ブクログ
借りたもの。
2013年、ベルゴリオ枢機卿が第266代教皇フランシスコⅠ世となった。
教皇に密着し、ヴァチカンの日常とミサや外交での様子を、ナショナルジオグラフィックの美しい写真で紹介する。
ヴァチカンに求められる改革、その象徴のようなフランシスコⅠ世の生い立ちや宗教の在り方を、インタビューなどを通して解説。
2013年、ベルゴリオ枢機卿が第266代教皇フランシスコⅠ世となった。
教皇に密着し、ヴァチカンの日常とミサや外交での様子を、ナショナルジオグラフィックの美しい写真で紹介する。
ヴァチカンに求められる改革、その象徴のようなフランシスコⅠ世の生い立ちや宗教の在り方を、インタビューなどを通 -