高那シキのレビュー一覧
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不器用で良くも悪くも素直で、最初はヘナチョコだった真知が、梅畑で働きながら少しずつ視野が広がっていく様子が愛しいです。
クマさんが情の深い人で良かった。幸太が近くにいて良かった。慎平さんが慎平さんで良かった。
ツッコミたい所もありましたが、人同士の機微を上手く利用して話が進むので、いつの間にか読...続きを読む -
何となくもやっとする気持ちが、残ります。
ストーリー展開も、場面設定が突然過ぎるのでモヤが残りますし。
ラストも強引な終わり方。
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題名にある五月雨を感じさせるストーリー。降ったりやんだり…。
人生はこの雨のように時には悲しみが、時には喜びや嬉しさが。
BLを抜いた小説のように感じました。
知らない土地で知らない人に出会い、その人たちのの悩みや辛さを知り
少しづつ強く前向きに変わっていく真知が良かったです。
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購入するつもりはなかったのですが
うっかりカートに入れてたらしく まとめ買いした後に気付きました
それなので余計に期待せずに読んだのですが 思いの外面白かったです
間違って購入しましたが 良かったです -
エブリスタBL文庫大賞受賞作の新人さん。
なんていうか色々と惜しい。場面場面のエピソードが短く、且つあまり内容に変化がないので冗長にも感じられる。アキの存在も、帰り道で会って言葉を交わすぐらいしか特出したところがなく、感情移入しづらかった。脇を締めるのは腐女子もどきな同僚でコミカルな描写が楽しいが、...続きを読むPosted by ブクログ -
後輩×先輩のリーマンもので、表紙の印象通り少し影のある話。ラブが足りないかなあ、と。ていうか、アキの印象が強くて、アキも秋斗であるとはいえ、個人的には景と秋斗がくっつくのがいまいちしっくりこなかった。Posted by ブクログ
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作家としては、まだまだ力不足。
色々と疑問を感じながら読み進め、結局入り込めなかった。
最初の結納の場面からなんだか変で、せめて兄とのやり取りくらいはあっても良いのでは?と思う。
家族との関係が今一つわからないまま始まり、戸惑っているうちに、電車で突然話しかけてくるお婆さん。きっかけも会話...続きを読む