飯田裕久のレビュー一覧

  • 地取り
    タイトルからして専門用語だし、他で今まで読んだことがないほどに警察内部の様子が克明に描写されていて、なんだこの小説と思ったら、著者は元本職でした。

    いわゆる小説家が書いた小説とはあきらかにレベルが違い、一線をはるかに超えて、警察の内部の世界がありえないくらい惜しげもなく披露されている。物語の核とな...続きを読む
  • 自分を鍛える働き方
    刑事たちに受け継がれてきた「刑事五十訓」を分かりやすく解説。ビジネスパーソンにもお役だちかと思われ。
  • 地取り
    警察の内部の動きが詳細でよかった、さすが元刑事が作者だなと思う。

    内容は複雑なトリックがあるわけでもなく。リアルには近いのかな。

    セリフが臭いのが気になるし、近頃の若者は的な説教臭いのも気になる。
  • 警視庁捜査一課刑事
    警察官の早死に率がハンパない。
    そりゃストレスすごそうなあ。

    警察小説は地味で好きではなかったけど、地味な仕事が成果を上げてるのかと感心した。
  • 地取り
    中堅刑事?さんを中心に地位とか捜査とか結構細かい話し。
    嫌いではないんだけど、事件の内容重きというよりかは警察内部の動き?みたいな感じがメインだった…
  • 地取り
    通常の警察ミステリとは少し趣が違う。作者の前身が警察官ということが作品に与える影響は、プラスマイナス両方あるように思える。
    プラス面。これはもう圧倒的なディテ−ルの細かさだろう。事件前の待機期間から、捜査、解決に至るまでの一連の流れは丁寧で細やか。本作品はそれぞれの“役割”に重きを置いてあり、その現...続きを読む