天城ケイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どこか『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を思い起こさせるルナ・リュミエール選抜戦が描かれる第2巻
第1巻はメリダの存在を学園に認めさせると同時にクーファの暗躍を描くというものだったのだけど、この巻では改めてメリダとエリーゼの関係性にスポットライトを当てているね
第1巻ではメリダとエリーゼが協力して誘拐事件に立ち向かうことで絆を取り戻した。でも、その時取り戻したのはあくまでも真っ当に話したり手を取り合ったり出来るようになったというものであって、幼少期の関係性を取り戻せたというわけではないんだよね
それに気付けないメリダ、静かに苛立ちを募らせていくエリーゼ。二人の諍いがやがて選抜戦へも影響して -
Posted by ブクログ
アニメ放送期間中に購入した筈なのに、読み始めるのが随分遅くなってしまった……
小道具とふとももに満ちた表紙に目を引きつけられる本作の特徴は後書きでも述べられている通り、クーファとメリダの教師と生徒という関係性を中心に据えつつの独特な世界観で繰り広げられるどん底からの逆転劇と言った様相
特殊な世界観であるために冒頭から専門用語が山のように出てくる。その為に読み始めて幾らかの頃はちょっと作中世界に没入するのが難しかったのは事実
けれど、その認識が覆り徐々に作中に没頭するようになっていくのはクーファがメリダに魅了され始めてからの展開だね
マナを纏うことすら出来ず無能才女と呼び蔑まれるメリダ。最下 -
購入済み
アサシンズプライドとは?
一巻のみの感想です。
ストーリーは分かり無能と言われた少女の育成といったところ。成り上がりや分家騒動はよくあるストーリー。
能力はH×Hの念能力みたいなものと思えば分かりやすく。
肝心のタイトルのアサシンズプライドとは何かがいまいち理解し難い。読みこみが足らないのか一巻だからなのかは分からない。
単直に考えると暗殺者の誇りと解釈とするが、本作品、暗殺者の慈愛とか暗殺者の制約とか自慢の弟子でさえもアサシンズプライドと当て字されている。心境の変化を表しているのだろうか?しかし、主人公の確信が全く分からない。辛うじて読み取れるには心境の変化により無能たる少女を鍛え上げることであり、なぜ、