小島英記のレビュー一覧
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これは、面白い。ややもすれば、国内の幕府対薩長連合に目が行きがちな、幕末の御一新。当然武力を持つためには、売る人がいて、そこに賛同する勢力がある。
歴史を、日本史と世界史というくくりで教えてきた従来の教育では分からない視点だ。当時の日本と世界の関わりかた、欧州のアジア植民地化政策の最後に日本があっ...続きを読むPosted by ブクログ -
■黒船のペリー(アメリカ)
■古武士プチャーチン(ロシア)
■敬虔なハリス(アメリカ)
■文人外交官オールコック(イギリス)
■幕府を支援したロッシュ(フランス)
■豪腕パークス(イギリス)
■討幕の理論家(サトウ)
■討幕商人グラバー(イギリス)
幕末の日本に大きな影響を与えた外国人8人。
こ...続きを読むPosted by ブクログ -
薩長史観、皇国史観、佐幕派史観でもない、幕末維新を動かした8人の外国人から見た、日本の歴史。
いずれにしても、西欧人が、東洋の果ての日本に来てみようというチャレンジ精神はすごいと思う。
その8人の接した当時の日本人の置かれている立場により、取った行動。
後々の歴史家、小説家にしたら、格好の分析素材。...続きを読むPosted by ブクログ -
パークスが当初は佐幕だったというのは知らなかったので興味深かった。ところで、著者の文章力のせいか、主語が誰か分からない箇所が多く、また誤字が散見されて、かなり読みづらかった。Posted by ブクログ