木堂椎のレビュー一覧

  • りはめより100倍恐ろしい

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    最高にコワイ小説。

    あとがきにもあったけど、バトルロワイアルよりずっとコワイ。

    最初の書き出しから最後の終わりまで一瞬たりとも気が抜けなかった。


    ホラー映画が見たくなったら
    代わりに読もう。

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    2012年06月24日
  • 12人の悩める中学生

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    新しい世代だ、と思う。
    今までに読んだ中学生についての本で、一番リアルだった。
    舞台が所沢だったり、著者が同い年ということもあるのかもしれないけれど、
    本当に、リアル。
    個人的には8月の紺野君が最高です。女の子だとやっぱり恵ちゃんが好き。
    菜穂ちゃんと丹沢君は実際に会ったら苦手なタイプ。確実に。
    かなり登場人物は多い方だけれど、読んでいるうちに
    本当にどのキャラクターにも愛着が出てくる。

    『りはめより100倍恐ろしい』を読んだ時には
    彼の文体は苦手かもしれない、と思ったけれど
    今はむしろ好感をもっている。

    色んな人の感想が聞いてみたい本。傑作だと思う。

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    2009年10月04日
  • りはめより100倍恐ろしい

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    ストレートに面白かった第一回野生時代青春文学大賞受賞作。

    いじ「り」はいじ「め」より100倍恐ろしい。

    「すべてがケータイで書かれた世界初の小説」と銘打たれただけあって、驚くほど読みやすい。

    (とか言うと、「あんたケータイ小説嫌いじゃん」とか絶対言われるんだけど、いや、だから私は、ケータイ小説が嫌いなんじゃなくて日本語が好きなのー。これ以上の説明はいらないだろ?☆)

    細部の言葉一つ一つまで拾って、誇張でなく普通に、声出して笑ったし「○○!(←キャラ名)」って言ったし、戦慄した。


    馬鹿騒ぎしてる高校生も意外と色々考えてんだな、攻防戦が繰り広げられてるんだな、

    と、思わ

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    2009年10月04日
  • りはめより100倍恐ろしい

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    題名が気になって読みたかった本。

    りはめより恐ろしいのかも。
    途中これはめじゃない?って思ったけど。
    高校生が書いたらしくリアル。

    後味はめっちゃ悪い。そして怖い。
    でも嫌いじゃない。

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    2011年12月29日
  • 12人の悩める中学生

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    リアルな中学校生活が書かれている思います。
    クラス替えって生徒にとっては重大ですし、人間関係も複雑になってくるし。
    ちょっと中学生にしては行き過ぎな所もあるけど、全体的にやっぱりリアルです。

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    2011年01月26日
  • りはめより100倍恐ろしい

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    書いたのは高校生の時だったということで、文章はちょっと若い…、かも。わたしが言うのもなんですが。
    でもなんかああいう煩雑さはこの世代ならではな気がして、余計怖くなりました。

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    2009年10月04日
  • りはめより100倍恐ろしい

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    中学時代いじられる側だった主人公が、高校ではいじる側になろうと奔走する話。社会人の今の自分が読んだら下らないことだが、高校生のときはクラスの立ち位置を巡る争いは大事だったかもしれない。

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    2014年12月01日
  • りはめより100倍恐ろしい

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    【本の内容】
    中学時代「いじられ」続けた羽柴典孝は、高校入学と同時に一念発起し、バスケ部に入部する。

    そこでは「おな中」の澤村一城の協力もあって、うまいこと「いじる」側にまわることができたのだが…。

    ―巧妙、かつ陰湿に仕掛けられる、学生生活のおとし穴。

    「いじり」は「いじめ」より100倍恐ろしいものなのだ。

    各紙誌書評で話題を集めた、第1回野性時代青春文学大賞受賞作。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    ずばり、面白い。

    タイトルの意味がよくわからなかったので、あまり期待もせずになんとなく読み始めた…と思ったら、読み終わっていました。

    口語体特有のリズム感や文章の流れにさほど嫌味も

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    2014年08月29日
  • 12人の悩める中学生

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    中学生の頭の中は、友人関係、恋愛話、性衝動、下ネタ、勉強少々。中学生にしては行き過ぎと思う一方、中学生はこんなもんだとも思える。
    先生はもう少しやる気出しましょう。

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    2014年01月22日
  • りはめより100倍恐ろしい

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    中学時代「いじられ」続けた主人公。高校入学と同時にうまいこと「いじる」側にまわろうとするのだが・・

    いじ「り」はいじ「め」より恐ろしい・・というのがタイトルの意味。斉藤環さんが解説を書いています。

    現役男子高校生の作品だそうで、ある意味リアル。でもオトナになってしまった私から見ると「り」は「め」と大差ないという感じがしますが・・結局これはいじめじゃないでしょうか?教師とかの介入はしにくいけど・・。

    結局、カーストにしがみつき、「自分は自分」と言えない若い子って多いんだなーということでしょうか?「空気読む」ことに必死になっちゃって・・
    スケープゴートを求めようとする心理、学校では不

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    2009年10月07日
  • りはめより100倍恐ろしい

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    第1回野性時代青春文学大賞受賞作。
    中学時代いじられ続けた主人公。
    「いじめには被害者に原因がある。」
    「人気者といじられキャラは紙一重。」
    高校ではいじる側にまわろうと頑張るが…。
    タイトル通り「いじり」をテーマにした青春文学。
    このタイトルは秀逸。
    文章は口語体の連続で拙い印象を受けるが,
    それが生き生きとした高校生活を表現している。
    解説で著者は現役高校生とあり,納得されられた。
    著者の実力が問われるのは今後の作品からであろう。

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    2009年10月04日
  • りはめより100倍恐ろしい

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    んー。あるある。こういうこと。今を生きる現役高校生なら読んでてうんうんうなづいちゃうと思うけど、なんかなぁっていう感じでした。

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    2009年10月04日