あらすじ
都心から電車で1時間ほど。鹿ノ丘中学は、埼玉県所沢にある郊外のごくごく平凡な中学校だ。悩める少年少女たちが。少しでも人生を満喫しようとしのぎを削り日々を過ごしている。4月、ポジションが大きく左右される恐怖の不確定要素、クラス替えが発表された。同じ組に集められた、ボスチューバンガリベンドーテー……。3F24名の命運はいかに?
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Posted by ブクログ
新しい世代だ、と思う。
今までに読んだ中学生についての本で、一番リアルだった。
舞台が所沢だったり、著者が同い年ということもあるのかもしれないけれど、
本当に、リアル。
個人的には8月の紺野君が最高です。女の子だとやっぱり恵ちゃんが好き。
菜穂ちゃんと丹沢君は実際に会ったら苦手なタイプ。確実に。
かなり登場人物は多い方だけれど、読んでいるうちに
本当にどのキャラクターにも愛着が出てくる。
『りはめより100倍恐ろしい』を読んだ時には
彼の文体は苦手かもしれない、と思ったけれど
今はむしろ好感をもっている。
色んな人の感想が聞いてみたい本。傑作だと思う。
Posted by ブクログ
リアルな中学校生活が書かれている思います。
クラス替えって生徒にとっては重大ですし、人間関係も複雑になってくるし。
ちょっと中学生にしては行き過ぎな所もあるけど、全体的にやっぱりリアルです。