鈴木邦成のレビュー一覧

  • 図解即戦力 物流の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる本

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    最新の物流実務にかかわる知識・知見が広くまとまっている。
    薄く広く知識が得られるため、物流を始めて学ぶ、とりあえず物流に関する単語や概念の辞書を頭の中に作りたい人には良さそう。

    少し残念だったのが、本書の構成。
    見開きで一つのトピックを扱っていて、片方のページが文章での解説、片方のページが図解や表になっている。

    なので、一つのトピックに対して解説は必ず1ページに収めないといけない制約があったようである。
    こうした理由からか、主語や目的語、用語の説明を無理に省いたような箇所が多く、すっと頭に入ってこない箇所が多かった。
    そうかと思えば逆に、1ページをいっぱいに埋めるために一般的なことしか言っていないような箇所もままあり、情報の濃淡があってやや疲れる。

    見開きのもう片方のページ、図や表がある方も、わざわざ図にして意味があるのかよくわからないものも多く、必ず何らかの図解を入れないといけない制約からか、こちらのページも情報の濃淡が大きい。
    本文よりも図の方にとても重要なことが書かれているようなこともあって、読者は重要箇所の判断を常に求められるという意味で、書籍として情報がよくまとまっている、とは言い難い。

    とはいえ、頭のなかに単語、概念のインデックスは張れた幹事がするので、そういう意味では読んで良い本だった。上の注意点さえ理解すれば他人におすすめはできる。

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    2026年07月20日
  • はかどる技術

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     本書は、物流・ロジスティクス工学を専門とされる大学教授の著者が、はかどる技術について紹介されたものである。はかどるためには滞りをなくすことが重要であり、それによって時間管理等のムダ、ムラ、ムリをなくし、仕事も勉強もこなして成果を出せるようになる。
     他の仕事効率化等の本とは異なる点や共通点もあり、物流・ロジスティクス工学の観点から見た新しい視点が得られたと感じる内容であった。一読しただけであるが、適宜、見返すことによって本書をより活用できるのではないかと思う。

    プロローグ 今日からあなたは「滞り」知らず
    ・特定の時間帯や作業に集中しようとする→心理的/物理的に「滞り」が発生
    ・タイムパフォーマンスやスケジュール管理を行う仕事術→「滞り」をなくす
    ・「全体最適」が実現されていなければ計画が進まない→特定の曜日や時間帯に過度な期待を抱かない
    ・「自分にとって優先すべきタスクは何で、そのためにはそれ以外のタスクのピークにどう対応していくか」を考える
    ・仕事量などのムダ、ムラ、ムリをなくす→必要なときに、必要なことを、必要な量だけ行う
    1. 時間の滞りを解消する
    ・朝や夜に期待せず、昼の2時間に集中→朝や夜を予備の時間(バッファー)として捉える
    ・朝や夜の活用方法は突発的なタスクへの対応→習慣的なタスクを入れる場合は期間を区切ってプロジェクト形式で対応(資格試験対策のため○○まで早起きするなど)
    ・タスクの優先順位は重要度よりも難易度→重要度×緊急度でなく難易度×緊急度で見る(難易度高・緊急度低(締切のある資料作成など)を少しずつこなす)
    ・資格試験対策のポイントは「滞りを解消する」こと→集中的に勉強すると滞りが生じる。休憩をしっかりとったほうが、効率は上がる(滞りが解消される)
    ・整理整頓は3定(定位・定品・定量)で空間的な滞りを解消
    ・タイパを良くしたいなら、仕事とプライベートは切り替えない(金曜午後と月曜午後が非効率になる)→平準化
    2. 仕事の滞りを解消する
    ・月曜の会議(進捗状況報告)は慌ただしく非効率→トヨタ社では火曜に週次会議。滞りをなくすという観点では金曜夕方が最適(締切効果)
    ・不要な報連相が滞りを誘発→必要な情報を必要なときだけ共有(SCMの考え)
    ・納期・締切は月金は最悪のタイミング→火水木で設定(双方の負担少ない)
    ・干渉がなければ滞りもない(上司は部下に任せる)→任され、期待され、注目されているという雰囲気を肌で感じ取ると、モチベーションが大きく上がる(部下が大きな成果を上げたときは認め、評価し、一緒に喜ぶ)
    3. 勉強の滞りを解消する
    ・難しい資格は時間がかかるので、簡単な資格取得で可能性を広げる→まずはスモールスタートを切り、小さな成功を膨らませていく
    ・夜3時間の勉強はNG!朝・昼・夜それぞれ30分で効果は2倍→出題科目・分野が多ければ、細かく時間を区切って、一問一答などを繰り返していくのが効果的(バッチ処理ではなくリアルタイム処理)
    ・適度なブレイクを挟みながらマルチタスクで勉強するほうが効率的→分散学習(30分勉強→30分家事等→30分勉強。物流でいうセル生産方式)
    ・隙間時間(通勤時間など)にはYouTubeを活用
    ・資格は身の丈に合ったレベル、1か月で取れるものから取る→勉強は新しい見方や考え方に触れる大きな刺激になる。小さな資格でも取得することで大きな自信
    ・加速度をつけて1年以内の勉強で合格を目指すロードマップをつくる→興味とモチベーションがあり、タイパを意識した勉強時間の段取りが出来上がれば、半分以上合格が保証されたようなもの
    ・朝5分・昼15分・夜30分(時間帯に応じた分散学習)→朝(通勤):再頻出項目の確認(ピーク対応として必要最小限の重要事項の確認)、昼(昼休み):一問一答などの短答問題演習(オフピークの昼食休憩を活用して簡単な問題演習)、夜(帰宅中・帰宅後):帰宅直後に重要事項を暗記。参考書などを活用した深堀の理解
    4. 人づきあいの滞りを解消する
    ・相談を受けたら可能な限り解決を手伝う→自分の滞りを解消することになる(自分の悩みの解決策になることもある)
    5. 人生設計とお金の滞りを解消する
    ・適切な意思決定のためには、短期的な人生設計ほどうまくいく
    ・買い物上手は「安さ」ではなく、「快適さ」と費用対効果を重視→部分最適よりも全体最適

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    2025年01月01日
  • はかどる技術

    Posted by ブクログ

    タイパ、コスパを意識して「滞り」をなくすための動き方がわかりやすくまとめてられてる本でした。
    優先順位の付け方、勉強の仕方(隙間時間の使い方という点で)、人間関係、お金や人生設計など、ジャンルは多彩なので、さくっと学びたい方にはおすすめ。

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    2024年05月26日
  • はかどる技術

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    ネタバレ

    「滞りをなくす」というキーワードをいかに実践するか!

    偏りが滞りになるっていう概念を覚えた。
    成果をともだちが出来たかで考えるのも良いと思った。
    「0ベース思考」って言葉。目標が無くても進んで良いって肯定されたようで嬉しい。


    考え方や本書の提案に納得できないというか、受け入れ難い項目が多かった。自分と違う意見が多かったけど読んでいて苦ではなかった。

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    2025年10月19日
  • はかどる技術

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    物流×行動経済学としての閃きのようなアイデアやヒントを期待したが筆者の私見の裏付けにエピソード紹介されていた程度であり大した内容ではなかったのが残念。

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    2025年07月22日
  • はかどる技術

    Posted by ブクログ

    本書を3分割すると、前半は著者の経歴である物流コンサルを活かしたタイトル通りの物事に対するはかどる技術の説明。
    中盤は中だるみな印象があり、別に読まなくてもいい感じ…
    後半は著者なりの人生訓みたいのが書かれていて、本書とあまり関係ないかなと感じるが結構深いことを言っている。

    タイトルは率直で文量も多めなので、ギッシリ詰まったノウハウ本だと初手では感じたが期待のし過ぎだった感もあるのでこの★評価。

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    2025年06月08日
  • シン・物流革命 迫りくるサプライチェーン崩壊を回避する最後の選択肢

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    コロナ禍以降の情勢や潮流の変化を背景としたサプライチェーン戦略の動向や実行していく上で重要となる基礎技術のトレンドがまとめられた本。物流業界の知識がある人にとってそこまで真新しい話はなく、直近の周辺業界における動きを広く浅くまとめ直したという印象。度々出てきた「考える物流センター」というキーワードは個人的に興味深かったものの、関連技術や内容の詳細には言及がなくやや残念だった。

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    2023年06月19日