【感想・ネタバレ】図解即戦力 物流の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる本のレビュー

あらすじ

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◆物流の本質を理解し、現場と経営の両面を結びつけて考えられる人材になる!◆
現代において物流は単なる「モノを運ぶ仕事」にとどまらず、企業経営の根幹を支えるインフラとしての重要性を増しています。物流こそサプライチェーン最適化の中枢であり、その理解と実践なくしては、企業は成長も生き残りも望めない時代となりました。言い換えれば、いまこそ、物流の本質を理解し、現場と経営の両方に目を向けた人材が求められています。
本書は上記の人材となるべく研鑽に励む読者対象に向けて、物流の理論と実務の大枠を体系的に解説します。物流の入門書でありながら、業界での即戦力として活躍するに足りる基本的な実務知識が身につくものです。
そのために本書では、物流を構成する「6大機能」――輸送、保管、荷役、流通加工、包装、情報管理――を軸に、実務と戦略を結びつけた章立てで構成。それぞれの章の内容は物流事業者も荷主の物流担当者も、物流コンサルタントも、相互の関係を意識しながらそれぞれの視点からの実務にも直結する内容となっています。


■こんな方におすすめ
・物流事業者、国内外に製造拠点を抱えるメーカーや流通小売業など荷主企業の物流部門(や生産管理部門なども)に所属する入社2~3年目の社員
・物流コンサルティング会社の新入社員
・物流業界を熱心に志望する学生など


■目次
Chapter1 現代経営における物流の役割
Chapter2 輸送領域の仕組みと実務
Chapter3 物流センター業務・保管の仕組み
Chapter4 工場・物流センターの実務の流れ
Chapter5 包装・梱包の工夫と実務
Chapter6 国際物流の仕組みと実務の基本
Chapter7 企業経営における物流戦略の設計と実践
Chapter8 物流DXの実践とマテハン機器の活用による自動化
Chapter9 回収・静脈物流の実務と戦略
付章 物流従事者に必要な資格と人材


■著者プロフィール
鈴木邦成(すずきくにのり):物流エコノミスト・日本大学特任教授。一般社団法人日本SCM協会会長、一般社団法人日本ロジスティクスシステム学会理事、レンタルパレット大手ユーピーアール社外監査役、日本物流不動産学研究所アカデミックチェアなども務める。専門は物流・ロジスティクス工学、物流現場改善。物流アニメ専門チャンネル「シン物流 with Logibird」(登録者約3万人)、物流専門チャンネル「ロジバードプラス」(登録者約2000人)など、YouTubeも運営。主な著書に『トコトンやさしい物流の本 第2版』。『トコトンやさしい小売・流通の本』(いずれも日刊工業新聞社)などがある。

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Posted by ブクログ

最新の物流実務にかかわる知識・知見が広くまとまっている。
薄く広く知識が得られるため、物流を始めて学ぶ、とりあえず物流に関する単語や概念の辞書を頭の中に作りたい人には良さそう。

少し残念だったのが、本書の構成。
見開きで一つのトピックを扱っていて、片方のページが文章での解説、片方のページが図解や表になっている。

なので、一つのトピックに対して解説は必ず1ページに収めないといけない制約があったようである。
こうした理由からか、主語や目的語、用語の説明を無理に省いたような箇所が多く、すっと頭に入ってこない箇所が多かった。
そうかと思えば逆に、1ページをいっぱいに埋めるために一般的なことしか言っていないような箇所もままあり、情報の濃淡があってやや疲れる。

見開きのもう片方のページ、図や表がある方も、わざわざ図にして意味があるのかよくわからないものも多く、必ず何らかの図解を入れないといけない制約からか、こちらのページも情報の濃淡が大きい。
本文よりも図の方にとても重要なことが書かれているようなこともあって、読者は重要箇所の判断を常に求められるという意味で、書籍として情報がよくまとまっている、とは言い難い。

とはいえ、頭のなかに単語、概念のインデックスは張れた幹事がするので、そういう意味では読んで良い本だった。上の注意点さえ理解すれば他人におすすめはできる。

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2026年07月20日

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