マルク・エルスべルグのレビュー一覧

  • ブラックアウト 上

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    1404 ヨーロッパでのテロリストによる大停電の話。スケールも大きく読み応えあり。ハリウッド映画っぽい!

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    2014年05月08日
  • ブラックアウト 上

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    久しぶりの長編小説を読んだ。
    ヨーロッパを襲う大規模停電がメインである。
    東日本大震災を体験した日本人には、あまりにもリアルな内容である。

    ITを基盤にしたインフラは便利な反面乗っ取られるとすべてがコントロールを失う。
    電気がなくなればどうなるか。
    電気があって当たり前の社会でえは、水、食糧からすべての生活が奪われる。
    原発も非常用電源には燃料が必要になるがその燃料も供給が止まる…

    今後、スマートグリッドの導入も近いかもしれないが、これを読んでしまうと考えさせられる。

    ITにすべてを委ねると便利だがすべてを失うことも考えられる。
    私も何が正しいものか結論はでていない。

    ぜひたくさんの方

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    2014年04月30日
  • ブラックアウト 上

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    ヨーロッパ全域を襲った大停電。原発事故も発生する。舞台は広範囲に及び登場人物も多いので最初は全体像がつかみにくい。でも、カットバックの手法でぐいぐい読ませる。下巻の展開がまったく読めない。

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    2013年10月20日
  • ブラックアウト 下

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    現代ヨーロッパでテロによる大規模停電が引き起こされたら....というパニック・サスペンス。

    上下巻計1000pという大作だが、上巻の後半以降はあっという間に読み終えてしまった。自分達の"日常"がわずかな攻撃でいかに簡単に崩れ得るか。とてもフィクションとは思えない重厚感+緻密さに、メディア畑出身という著者の本気が窺える。

    電力網の崩壊を引き金にドミノ倒しに崩壊する世界。それに立ち向う、決して"ヒーロー"でない人間臭さ全開の主人公。そして現代社会への警鐘 ....非常に満足な読後感にしばらく浸れそうだ。

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    2013年09月27日
  • ブラックアウト 上

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    ヨーロッパでの大規模停電が人為的に引き起こされたら...という非常にリアルなフィクション・サスペンス。

    「効率」という大きなキーワードのもと、1つのシステムとして繋がってきた電力供給体制の安全性や"スマートグリッド化"への視点が本書を通じて磨かれると感じた。

    ヨーロッパの電力事情や供給体制に関する情報量が膨大であり、ここまで著者はどのように調べたのだろうと驚く。本書はフィクションであるが状況設定が非常にリアルで、とても「物語」とは思えない出来。
    一巻約500ページかつ上下巻と分量は多いが、その分下巻でも非常に重厚な展開が期待出来そう。

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    2013年09月25日
  • ブラックアウト 下

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    はい今回は「ブラックアウト」です。
    ヨーロッパで突然発生した停電を皮切りにヨーロッパ全域に広がる…。インフラのストップ、食料の奪い合い、暴動、原発の異常発生。元ハッカーの主人公はこの事件は人為的なものであることに気づく。
     
    感想としてはドラマ24的な感じでした。序盤はメインの主人公達の立ち位置の紹介でちょっとあっちこっちするけど中盤以降はザーッと読んでます。
    ヨーロッパの都市名とかに疎いせいで地図の引っ張りだしたりでいろいろ面白かったです。
    プログラミングとかやってた人は犯人のトリックとかも楽しめると思います。
    インフラのストップや暴動、電力ストップで病院などがダメになるシーン、電力供給の大

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    2013年04月11日
  • ブラックアウト 下

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    登場人物が多すぎて犯人がどんな人間でどんな名前かもうろ覚えの状態でひたすら物語を追っていった。それだけでも十分ドキドキハラハラできて面白かった。犯人がどうのというより実際にヨーロッパの電気が原因不明で止まってしまったらどんなことが起こりうるのか?それがとても興味深くて事前準備が本当に大切なのだということを改めて思い知らされた作品。地続きのヨーロッパと島国の日本では地理的にも国柄的にも違う問題が発生するのだろうなと考えたりすることもできて、当たり前のものが当たり前にある生活の大切さが分かる作品だった。

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    2013年03月09日
  • ブラックアウト 上

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    突然発生した大停電は瞬く間にヨーロッパ全域へと拡大した。混乱が続き暴利・暴動を生み、衣食住の安心安全が奪われ、医療・介護・原子力発電所・経済・政治あらゆる社会インフラが麻痺してしまった。イタリア人の元ハッカーが停電の原因にいち早く気づき各所へ連絡するがイタズラと思われ相手にされない。ようやく彼の言葉に耳を傾ける人間が出てきたが・・・。洋書は人名が覚えられなくて文章を読むのに慣れるまで時間がかかる。今回は特に人物・地名が多いため大変だったが、慣れるととても面白く読みやすい作品。時々出てくるフクシマが悲しい。

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    2013年03月09日
  • ブラックアウト 下

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    後半に入って、テンポよく話が進み、一気に読み終わりました。電気が無くなるだけでこれだけ社会が影響を受けるというのがショッキングでした。

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    2013年02月24日
  • ブラックアウト 下

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    下巻は一気に読んでしまった!電気がない社会は秩序を維持できない..
    冷却出来ず起きる原発事故をフクシマみたいに、と描写されるのはなんだか悔しいというかかなしいというか。
    主人公がヨーロッパ中を駆け巡る勢いは面白かった!

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    2013年02月16日
  • ブラックアウト 下

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    ちょうどヨーロッパを旅してる時に読んだおかげで、地名が身近に感じれて楽しかった。最初は登場人物の多さについていくのが大変だけど、テンポも良く徐々にストーリーに引き込まれていった。新人作家とのことだが、次回作が気になる良作。

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    2013年01月03日
  • ブラックアウト 上

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    通常この手の“世界規模のパニック大作”で舞台になるのは、決まってアメリカ合衆国の大都市部のいずれかというのが定番なところを、欧州全体が主要舞台となっている。どころか、他の地域はほとんど出てこないというのが異色中の異色♪
    邦人からすれば聞き慣れない(読み慣れていない?)地名や人名がわんさと出てくることに初めは違和感があるけど、それを乗り越えさえすれば リアルな極限状況 がじわじわと迫ってくる、展開は多少もどかしくとも壮大なスケールで広がるディザスターものが味わえる。主人公が八面六臂の大活躍をすることはするんだけども、基本的には普通の人間(元スゴ腕、ではあるけど)なので、荒事にもトラブル、サバイバ

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    2012年12月12日
  • ブラックアウト 上

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    この小説に限っては最初に翻訳者の解説を読んだ方が、スムーズに読み進めることができるようになってます。
    なぜって、多い登場人物のなかでも、重要となる人物5人の名前や設定を軽めに記載されていたからです。


    3.11の津波による原発施設の沈黙とメルトダウン報道から作者は着想を受けたそうですが、反原発を訴えるというより、原発を発端としたパニック小説。
    場面がどんどん変わっていくため馴染みのない都市の名前が出てきてもどの国の都市だ? と調べながら読み進めました。有名な都市なのでしょうが、よほど好きで、なんどもヨーロッパ各地を歩き回ってるの! なんて人じゃあないと日本人には地理を把握するのは難しかな。

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    2015年12月06日
  • ブラックアウト 下

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    便利な反面、一度崩れてしまうと脆い。
    その恐怖を畳みかけるように書き上げた巻。
    翻訳か、元々がそうだったのか読みにくいのが難点だけど、もっとたくさんの人に読んでもらいたい。
    分類はパニック系の娯楽小説だけど、3.11後に実施された輪番停電を知っている身としてはこの恐怖他人事じゃない。数時間の停電でも不便だったのに、本格的な停電なんて耐えられない。

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    2015年12月06日
  • ブラックアウト 下

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    下巻は一気に読めます。
    主人公の登場回数が多くなるにつれて、物語が終盤に向かっていることを感じながら一気に。
    面白かったです。
    この著者が次に何を書くのか、楽しみ。

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    2012年10月26日
  • ブラックアウト 下

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    書評などで、「ヨーロッパでの広域停電を扱った海外小説がある」と知ったので、書店で探し、文庫版で出版されていたこの上下巻を、読んでみることにしました。
    ヨーロッパにおいて、国境をまたがる広範囲での停電が、発生します。
    トイレや暖房が使えず、混乱する人々。
    そして事態が長期化するに伴い、治安やさらに深刻な問題が、ヨーロッパの人々に襲い掛かります。
    混乱する状況の中で、この停電の背後にある「何か」を感じ取ったプログラマー、政府関係者、ジャーナリストたちが、その原因の探求と事態打開に奔走する・・・というストーリー。
    数多くの登場人物、日本人の僕には馴染みのないヨーロッパの地名、頻繁な場面の切り替え。

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    2012年10月08日
  • ブラックアウト 上

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    読み終わった感想
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    後半からは余り進展なく,ジワジワと行く感じでしたが,
    一気に読めました。
    人物が出る度に?と思い,思い出すのに若干時間が
    掛りますが(ヨーロッパの人の名前は覚えづらいと思います),
    下巻が楽しみです。


    まだ半分位読んだところの感想ですが・・・・
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    ヨーロッパ全土が停電!しかもテロの可能性が・・・と
    ありがちなストーリー展開で

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    2012年10月11日
  • ブラックアウト 上

    Posted by ブクログ

    舞台がヨーロッパと広く、登場人物も多いので、最初は分かりにくいです。読み進むうちに覚えましたけどね(^^;;

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    2012年11月10日
  • ブラックアウト 上

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    昨年、計画停電を経験して電力のありがたさをわかったつもりでいたけれど、この本が描く世界は想像を絶する。
    後半にかけてフクシマを思い起こさせる状況に突入していく様は、背筋が寒くなる思いがする。
    下巻に「期待」という言い方は変かも知れないが、あくまでフィクションであることを前提に、面白いと言いたい。

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    2012年08月18日
  • ブラックアウト 上

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    欧州でテロによる大規模停電。真冬にライフラインが停止し、原発のコントロール不可に。話が欧州各地に飛んでちょっと混乱するけど、読み応え有り。途中、チェルノブイリと並んでフクシマと出てくる。物語のメインテーマではないが、改めて福島第一原発の重大さを実感する。欧州で小説の題材になり、事故の経緯もあの事故をなぞっている。政府や東電が考えている以上に世界では重大事故とみなされている事がよく解る。

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    2012年08月02日