マルク・エルスべルグのレビュー一覧

  • ブラックアウト 上

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    ヨーロッパ全域を襲った大停電。原発事故も発生する。舞台は広範囲に及び登場人物も多いので最初は全体像がつかみにくい。でも、カットバックの手法でぐいぐい読ませる。下巻の展開がまったく読めない。

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    2013年10月20日
  • ブラックアウト 下

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    現代ヨーロッパでテロによる大規模停電が引き起こされたら....というパニック・サスペンス。

    上下巻計1000pという大作だが、上巻の後半以降はあっという間に読み終えてしまった。自分達の"日常"がわずかな攻撃でいかに簡単に崩れ得るか。とてもフィクションとは思えない重厚感+緻密さに、メディア畑出身という著者の本気が窺える。

    電力網の崩壊を引き金にドミノ倒しに崩壊する世界。それに立ち向う、決して"ヒーロー"でない人間臭さ全開の主人公。そして現代社会への警鐘 ....非常に満足な読後感にしばらく浸れそうだ。

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    2013年09月27日
  • ブラックアウト 上

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    ヨーロッパでの大規模停電が人為的に引き起こされたら...という非常にリアルなフィクション・サスペンス。

    「効率」という大きなキーワードのもと、1つのシステムとして繋がってきた電力供給体制の安全性や"スマートグリッド化"への視点が本書を通じて磨かれると感じた。

    ヨーロッパの電力事情や供給体制に関する情報量が膨大であり、ここまで著者はどのように調べたのだろうと驚く。本書はフィクションであるが状況設定が非常にリアルで、とても「物語」とは思えない出来。
    一巻約500ページかつ上下巻と分量は多いが、その分下巻でも非常に重厚な展開が期待出来そう。

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    2013年09月25日
  • ブラックアウト 下

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    はい今回は「ブラックアウト」です。
    ヨーロッパで突然発生した停電を皮切りにヨーロッパ全域に広がる…。インフラのストップ、食料の奪い合い、暴動、原発の異常発生。元ハッカーの主人公はこの事件は人為的なものであることに気づく。
     
    感想としてはドラマ24的な感じでした。序盤はメインの主人公達の立ち位置の紹介でちょっとあっちこっちするけど中盤以降はザーッと読んでます。
    ヨーロッパの都市名とかに疎いせいで地図の引っ張りだしたりでいろいろ面白かったです。
    プログラミングとかやってた人は犯人のトリックとかも楽しめると思います。
    インフラのストップや暴動、電力ストップで病院などがダメになるシーン、電力供給の大切さや現代社会の脆さなどがリアルで良かったと思います。
     
    そのうちドラマ化or映画化されそうな予感…

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    2013年04月11日
  • ブラックアウト 下

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    登場人物が多すぎて犯人がどんな人間でどんな名前かもうろ覚えの状態でひたすら物語を追っていった。それだけでも十分ドキドキハラハラできて面白かった。犯人がどうのというより実際にヨーロッパの電気が原因不明で止まってしまったらどんなことが起こりうるのか?それがとても興味深くて事前準備が本当に大切なのだということを改めて思い知らされた作品。地続きのヨーロッパと島国の日本では地理的にも国柄的にも違う問題が発生するのだろうなと考えたりすることもできて、当たり前のものが当たり前にある生活の大切さが分かる作品だった。

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    2013年03月09日
  • ブラックアウト 上

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    突然発生した大停電は瞬く間にヨーロッパ全域へと拡大した。混乱が続き暴利・暴動を生み、衣食住の安心安全が奪われ、医療・介護・原子力発電所・経済・政治あらゆる社会インフラが麻痺してしまった。イタリア人の元ハッカーが停電の原因にいち早く気づき各所へ連絡するがイタズラと思われ相手にされない。ようやく彼の言葉に耳を傾ける人間が出てきたが・・・。洋書は人名が覚えられなくて文章を読むのに慣れるまで時間がかかる。今回は特に人物・地名が多いため大変だったが、慣れるととても面白く読みやすい作品。時々出てくるフクシマが悲しい。

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    2013年03月09日
  • ブラックアウト 下

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    後半に入って、テンポよく話が進み、一気に読み終わりました。電気が無くなるだけでこれだけ社会が影響を受けるというのがショッキングでした。

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    2013年02月24日
  • ブラックアウト 下

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    下巻は一気に読んでしまった!電気がない社会は秩序を維持できない..
    冷却出来ず起きる原発事故をフクシマみたいに、と描写されるのはなんだか悔しいというかかなしいというか。
    主人公がヨーロッパ中を駆け巡る勢いは面白かった!

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    2013年02月16日
  • ブラックアウト 下

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    ちょうどヨーロッパを旅してる時に読んだおかげで、地名が身近に感じれて楽しかった。最初は登場人物の多さについていくのが大変だけど、テンポも良く徐々にストーリーに引き込まれていった。新人作家とのことだが、次回作が気になる良作。

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    2013年01月03日
  • ブラックアウト 上

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    通常この手の“世界規模のパニック大作”で舞台になるのは、決まってアメリカ合衆国の大都市部のいずれかというのが定番なところを、欧州全体が主要舞台となっている。どころか、他の地域はほとんど出てこないというのが異色中の異色♪
    邦人からすれば聞き慣れない(読み慣れていない?)地名や人名がわんさと出てくることに初めは違和感があるけど、それを乗り越えさえすれば リアルな極限状況 がじわじわと迫ってくる、展開は多少もどかしくとも壮大なスケールで広がるディザスターものが味わえる。主人公が八面六臂の大活躍をすることはするんだけども、基本的には普通の人間(元スゴ腕、ではあるけど)なので、荒事にもトラブル、サバイバルにも弱い♪ そこがまた欧州らしさ(?)があって良い感じにもなってるように思う。しかし悲惨な目に遭ってるな~、というw

    何と言っても、すでに東日本大震災と福島第一原発事故が、重大な伏線としてこの小説に取り入れられていることには驚かされる。まだそれほど時間が経過していないあの巨大な災害は、もちろん日本人の記憶にまだ生々しいけれども、まさにそれをキッカケにしたような巨大災害を題材にした長編小説が、こんなにも早く登場するとは思わなかったので意表を突かれた感じがする。
    スマートグリッド、スマートメーターといった、つい最近新聞等で目にするようになったものが重要なキーアイテムになっていたり、このご時世の情勢をいち早く取り入れているところは素直にスゴイ♪
    欧州全域で電力が奪われた為に原発メルトダウンと放射能拡散の危機が、ゆっくりと広がっていく描写は充分に恐ろしく、日本人としても記憶に新しい分、まさに旬の題材になっている。
    手段や技術の面でとやかく言うべきではないと思う。そういう本ではなく、小説なのだから♪

    元ジャーナリストの小説処女作、ということでしたが、次回作も読みたくなるような重厚な出来で、評判になったというのも頷ける。話題性から言って確実に映像化されるんだろうけど、相当の予算をかけないと、巷に溢れるつまらない低予算災害パニックものの1つに加えられてしまうだけになる可能性が高いだけに、慎重にやって欲しいなぁとつくづく思う。ネタ不足のハリウッドが予算と時間をかけてジックリ取り組めば面白くなりそうだけど、それだと米国テイストになっちゃって原作らしさが失われるかも知れないw
    ん~、映画よりも、原作のエピソードを極力削らないで済むように、何分割かにしてTVムービーでやったらどうか?などと考えてしまう

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    2012年12月12日
  • ブラックアウト 上

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    この小説に限っては最初に翻訳者の解説を読んだ方が、スムーズに読み進めることができるようになってます。
    なぜって、多い登場人物のなかでも、重要となる人物5人の名前や設定を軽めに記載されていたからです。


    3.11の津波による原発施設の沈黙とメルトダウン報道から作者は着想を受けたそうですが、反原発を訴えるというより、原発を発端としたパニック小説。
    場面がどんどん変わっていくため馴染みのない都市の名前が出てきてもどの国の都市だ? と調べながら読み進めました。有名な都市なのでしょうが、よほど好きで、なんどもヨーロッパ各地を歩き回ってるの! なんて人じゃあないと日本人には地理を把握するのは難しかな。
    どうせなら都市の下に国名を書き足して欲しかった。
    場面の転換が早く、キャラの把握が中途半端だと読んでいて分からなくなるのは難点だけど面白い。
    大陸かつ、各国が電気を共有しているからこそ、日本人には想像を絶する大規模連鎖は目が離せない。

    角川さんは、もっと大々的に売り出せばいいのに。それだけ面白い作品でした。

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    2015年12月06日
  • ブラックアウト 下

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    便利な反面、一度崩れてしまうと脆い。
    その恐怖を畳みかけるように書き上げた巻。
    翻訳か、元々がそうだったのか読みにくいのが難点だけど、もっとたくさんの人に読んでもらいたい。
    分類はパニック系の娯楽小説だけど、3.11後に実施された輪番停電を知っている身としてはこの恐怖他人事じゃない。数時間の停電でも不便だったのに、本格的な停電なんて耐えられない。

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    2015年12月06日
  • ブラックアウト 下

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    下巻は一気に読めます。
    主人公の登場回数が多くなるにつれて、物語が終盤に向かっていることを感じながら一気に。
    面白かったです。
    この著者が次に何を書くのか、楽しみ。

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    2012年10月26日
  • ブラックアウト 下

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    書評などで、「ヨーロッパでの広域停電を扱った海外小説がある」と知ったので、書店で探し、文庫版で出版されていたこの上下巻を、読んでみることにしました。
    ヨーロッパにおいて、国境をまたがる広範囲での停電が、発生します。
    トイレや暖房が使えず、混乱する人々。
    そして事態が長期化するに伴い、治安やさらに深刻な問題が、ヨーロッパの人々に襲い掛かります。
    混乱する状況の中で、この停電の背後にある「何か」を感じ取ったプログラマー、政府関係者、ジャーナリストたちが、その原因の探求と事態打開に奔走する・・・というストーリー。
    数多くの登場人物、日本人の僕には馴染みのないヨーロッパの地名、頻繁な場面の切り替え。
    最初はストーリーを追っていくのに苦労しましたが、読み進めていくと基幹となるストーリーがだんだんと分かるようになっています。
    途中からは、「次はどうなるのかな」と想像しながら読んでいる自分がいました。
    著者が作品を通じて特に、伝えたかったことは、ヨーロッパの電力網の危険性と、現実化した場合に想定される事態の予測と備えの重要性、といったところではないかと思います。
    停電から時間が経つにつれて深刻化するパニックの描写に、「もし日本全域で起こったら」と、想像しながら読んでしまいました。
    僕はあまり、ヨーロッパを題材にした小説というものを読んだことがなかったので、国境をまたがって人が行き来する部分や、アメリカ、ロシア、中国といった周辺大国をヨーロッパ人がどのように見ているかといったあたりを、興味深く読みました。
    「いつもと違う分野の小説を読んで見たいな」と思っている僕のような?読者には、読み応えのある作品だと思います。

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    2012年10月08日
  • ブラックアウト 上

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    読み終わった感想
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    後半からは余り進展なく,ジワジワと行く感じでしたが,
    一気に読めました。
    人物が出る度に?と思い,思い出すのに若干時間が
    掛りますが(ヨーロッパの人の名前は覚えづらいと思います),
    下巻が楽しみです。


    まだ半分位読んだところの感想ですが・・・・
    ---------------------------------------------------------------
    ヨーロッパ全土が停電!しかもテロの可能性が・・・と
    ありがちなストーリー展開で進んでいくのかと思いきや
    意外と緊張感を持って進むストーリー。
    突飛な感じではなく,現実味を持ってジワジワと
    被害が拡大して行く様など冷める事無く読めています。
    沢山の国の登場人物が登場し,覚えるのが大変です
    が,それぞれが徐々に絡み合う感じなど,今のところ
    楽しんで読んでいます。

    今,実際に大規模停電が起きるとどうなるのか?
    実際の生活レベルでどの様な影響が出始めるのか?
    など,フムフムと読んでます。

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    2012年10月11日
  • ブラックアウト 上

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    舞台がヨーロッパと広く、登場人物も多いので、最初は分かりにくいです。読み進むうちに覚えましたけどね(^^;;

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    2012年11月10日
  • ブラックアウト 上

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    昨年、計画停電を経験して電力のありがたさをわかったつもりでいたけれど、この本が描く世界は想像を絶する。
    後半にかけてフクシマを思い起こさせる状況に突入していく様は、背筋が寒くなる思いがする。
    下巻に「期待」という言い方は変かも知れないが、あくまでフィクションであることを前提に、面白いと言いたい。

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    2012年08月18日
  • ブラックアウト 上

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    欧州でテロによる大規模停電。真冬にライフラインが停止し、原発のコントロール不可に。話が欧州各地に飛んでちょっと混乱するけど、読み応え有り。途中、チェルノブイリと並んでフクシマと出てくる。物語のメインテーマではないが、改めて福島第一原発の重大さを実感する。欧州で小説の題材になり、事故の経緯もあの事故をなぞっている。政府や東電が考えている以上に世界では重大事故とみなされている事がよく解る。

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    2012年08月02日
  • ゼロ 下

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    マルク・エルスべルグ『ゼロ (下)』角川文庫。

    近未来社会派サスペンス小説の下巻。

    上巻が全てだったという感じで、下巻では大きな展開も無く、予想通りの結末だった。

    『ゼロ』の正体を暴こうとするシンシア・ボンサントは世界最大級のネット企業『フリーミー』の悪事を知り、『フリーミー』の罠にはまる。

    今や誰もがSNSやメール、アプリ、ゲーム、検索エンジンなどでネットワークとつながっている。しかし、それはサービスを提供するIT企業に自らの個人情報を提供しているという事実を認識しておく必要があるのかも知れない。

    本体価格880円(古本100円)
    ★★★

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    2022年05月05日
  • ゼロ 下

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    IT技術は便利だけど、企業に情報を搾取されるの嫌だし、AIアシスタントが企業側の思惑によって操作されてるとヤバくない?というお話。

    個人的には搾取されても困らないし、気持ち悪いって感覚も無いのだけれど。

    むしろ現金を早く無くしてくれ。
    電子マネーだけで良いのに。

    ちなみに表紙がイケてないと思う。
    内容は面白いのに、表紙って大事だなって思った。

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    2019年03月31日