深山亮のレビュー一覧

  • 読めない遺言書

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    ネタバレ

    面白かった!
    ライオンズファンだった時期もあり、出てくる選手の名前も知っていたので辻のページに遺書が見つかるシーンではグッときました。
    片岡や栗山ではなく中村が好きだって言われたら惹かれるよな〜!宏美、いい女じゃないか〜と思ったら…
    お父さんが本当に残したかった、本当に大切なものは目に見えないものなんだなあと星の王子さまを思い出すところもありました。
    最後にブルーが助けに来るところも良かった〜!きっとブルーもやどなしで活躍してくれることでしょう。。接客は難しそうだから、経理とか仕入れとかで。
    いい本だった。すき。

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    2024年12月14日
  • 必殺の三文判

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    行政手続きに行き詰った人が,司法書士ならぬ司法処士を名乗る乱橋衡平の指導で窮地を切り抜ける短篇が4つ.どれも面白かったが表題作でパン屋のよねざき堂の主人が抵当権の抹消ができた話が楽しめた.最後の「処する女」で米崎に教えを乞う表題作に出てきた金村蓉子が死んだ娘の桃子の親友に感化される話も良かった.でも,三文判も使い方によっては凄い威力を発揮するするものだと感心した.

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    2016年12月24日
  • 紙一重 陸の孤島の司法書士事件簿

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    ネタバレ

    いかんせん司法書士の知識がなくて肝心の法的手続きの駆け引きがいまいちわからなかった、私の知識と読書量不足、人間ドラマは面白かった、過疎が進む田舎町の狂気の中、狂気を纏った人間味溢れる人が主人公になんとかならないか、うまく利用できないかと助けを求めてくる、主人公は主人公で都会から来た都会の人で、仕事はしっかりしていてやることはやるけど「荒んだ心から出た嗜虐趣味」が出たりして、きちんとストーリーを進めていく、法的手続きだけでなく人の心も解き明かしていく、脇役なんですが綾乃ちゃんが好きです「わたし、まじめなんですよ」真面目な人は脅迫状送ったりしない

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    2018年04月26日
  • 読めない遺言書

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    孤独死した父親が残した遺言書には、見知らぬ人物に財産を渡すと書かれていた。中学教師の竹原は、その謎の人物を調べはじめ、やがて事件に巻き込まれていく。
    タイトルやあらすじから、勝手にハードボイルドタッチのストーリーかと思っていたが、雰囲気は五十嵐貴久氏の文庫書き下ろしミステリー作品に似ている。『ライオンズ大全』など、いい材料は揃っているが、味の工夫がもうひとつ。

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    2016年03月21日