柴尾英令のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
共著者のお二人と生年が近いので、公開第1作エピソード4を待ち望んだ1年間の葛藤が痛いほど解る。玩具やグッズを生産する余裕が欲しいオトナの都合で、日本公開は1年も待たされた。
そのかん、ムックや映画雑誌で情報を仕入れる。東宝「惑星大戦争」や東映「宇宙からのメッセージ」で渇を癒す(惑星〜にはガッカリした。メッセージは楽しめた)。
いざ、本編を観てみたら……、なんでも期待しすぎるとダメである(私の場合)。
しかし、エピソード5と6は大好きだ。前者のラスト、手首のサイボーグ手術を終えたルークがレイアの肩を抱くシーンは特に好きだ。治った手で、真っ先に触れたいのはレイアなのだ。
後者のラスト、 -
Posted by ブクログ
映画評論家とゲームデザイナーの2人のおじさん(2人とも昭和37年生まれ)による、「スターウォーズ」シリーズをめぐる映画史。ジョージ・ルーカスの生い立ちから経歴、スピルバーグとの比較、ディズニーによる買収と今後の展望が語られる。必ずしもスターウォーズのストーリー自体の云々や解説がある訳ではない。
数年前に初めてスターウォーズのシリーズを見て以来、たぶん1回ずつしか見たことがないのでストーリーがイマイチ定着しておらず、昨年12月に公開された「エピソード9」を観に行く前にちょっと読んでおこうと思ってわざわざ買ったが、要するにジョージ・ルーカスと映画業界の歴史、みたいな話が中心で、それはそれで面白 -
Posted by ブクログ
もちろんタイトルに惹かれて手にしました。
内容としてはルーカスの生い立ちやスターウォーズの歴史からスピルバーグ作品との比較、そしてディズニーに買収された後のこうなったらいいななどが、二人の著者によって書かれたもの。
特に興味深かったのは、ラッシュフィルムの話、クラシックトリロジーとプリクエルトリロジーの話、おとぎ話性とミディクロリアンの話。中には少し否定的な意見や見解もあったが、知ってること知らないこと全部含めておもしろかったし、みんないろんなことを考えてすごいなと思った。
いずれにせよこれからもスターウォーズサーガは続いていくわけだが、その作品がいつもいつもファンの望むものであるとはもちろん -
Posted by ブクログ
スターウォーズ(特に第一作)が好きで、とりあえずタイトルに惹かれて読んでみた。監督のジョージ・ルーカスのエピソードやスターウォーズの公開までの経緯、その後のシリーズの展開まで、映画の内容よりもビジネスや歴史的な部分に焦点を当てて解説しており、なるほどと思うことも多かった。実は自分も著者達と同じ世代でこの映画をリアルタイムで見たので、当時の状況はよく判る。公開されたのは高校に入った頃で、未だビデオも無い時代だった。公開前は映画雑誌で写真を見たり、記事を読んで想像を働かせ、公開中は映画館に何度も通い、公開後は映画のストーリー・レコードを買って楽しんだ。圧倒的な特撮技術に驚いた記憶がある。
公開当時