臼倉美里のレビュー一覧

  • 高校英語教育を整理する! 教育現場における22のギャップ

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     「コミュニケーション能力を育成するために」や「英語の授業は英語で」と言う時の「コミュニケーション能力」とは何を指すのか、誰が「英語で」授業中話すのか、といった議論の前提になる部分を整理したもの。教員同士、教員と保護者や校長といった対話の中から、なぜ議論が噛み合っていないのか、議論を建設的に発展させるためにはっきりさせたい概念は何か、といったことが述べられている。
     この本を読んでて一番印象的なのは「関係代名詞(後置修飾)」の部分。なぜならちょうどおれが今授業で関係代名詞を教えているから。しかも、この章で出てくる「C先生」とまったくもって同じことを言いながら教えている。「特に、A先生とC先生は

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    2013年11月24日
  • 高校英語授業を変える! 訳読オンリーから抜け出す3つのモデル

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     高校の英語授業を、訳読だけで終始せず、どのようにして定着活動を盛り込んだものにするか、という観点から提案された3つのモデルを紹介するもの。決して訳読はダメだ、とか、オーラルイントロダクションをやろう、といった議論をする本ではない。文法訳読式を行っている先生が、いかに短時間で訳読という作業を終え、他の活動を行うための時間を作るか、というモデルが紹介されており、訳読による内容理解だけではなく、英語を使えるようにするために英語を定着させるための活動の重要性が述べられている。
     3つのモデルはそれぞれ、「教師の後押しがないと英語学習が進まない生徒」、「教科書の半分程度の英文は自力で和訳できる生徒」、

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    2012年11月25日
  • 高校英語授業を変える! 訳読オンリーから抜け出す3つのモデル

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    高校の英語授業で一番使われている「訳読式」から脱却するために、本書では3つの授業モデルの提案している。


    実際に授業に取り入れる為にどのようなツール(配布プリントなど)を用意すればよいか、細かく書かれている。

    それぞれ、訳読式よりから、完全に訳読から離れたモデルまであるが、実際に授業に取り入れる為には、教科書自体が変わらなければならないという問題も提議されている。

    別資料として、「高校英語の授業マニュアル 高校英語教育法」やDVDも販売されている。

    この本が生まれた経緯や理論が必要なければ、上記のマニュアルのみを購入しても良いと思う。

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    2012年02月22日
  • 高校英語授業を変える! 訳読オンリーから抜け出す3つのモデル

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    紹介してある「型」をそっくりそのまま実践するのは難しくても、一部分を授業に取り入れることはできそう。
    各章ごとに「型」が紹介してあるので、時間のない方は興味のある章だけ読めばいいと思う。本の構成がすっきりしていて読みやすかった。

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    2013年03月22日